12月9日のおかずのクッキングでは、イタリアンレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフが「豚肉のタリアータ」のレシピを紹介してくれました。
タリアータというのは豚肉または牛肉をステーキにした塊肉を薄くそぎ切りにしたイタリア料理で、柔らかくジューシーに焼き上げるプロのテクニックが必見です。
落合務シェフの豚肉のタリアータの材料(2人分)
- 豚ロース肉(豚カツ用を2枚=360g)
- 塩(小さじ1/3)
- オリーブオイル(大さじ3)
ソースの材料
- グラニュー糖(2g)
- オレンジ果汁(大さじ2)
- バルサミコ酢(大さじ2)
- 塩(少々)
- 粗挽き黒コショウ(少々)
- バター(15g)
サラダの材料
- ベビーリーフ(40g)
- 玉ねぎ(1/4個)※縦薄切り
- 紫玉ねぎ(1/4個)※縦薄切り
- キュウリ(1/2本)※斜め薄切り
- セロリ(1/2本)※斜め薄切り
- プチトマト(4個)※縦半分に切る
- 塩(ふたつまみ)
- 赤ワインビネガー(小さじ1)※なければレモン汁や酢など
- オリーブオイル(小さじ2)
- 粗挽き黒コショウ(適量)
落合務シェフの豚肉のタリアータの作り方
- 豚ロース肉(豚カツ用を2枚=360g)は、火が通りにくいスジが多い部分は叩いて薄くし、スジ切りします。
- 豚肉に塩(小さじ1/3)を振り、2〜3分ほど置いてなじませます。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ3)を引いて熱します。
- 豚肉を2枚重ね、縦にしてフライパンに置き、側面の脂部分から焼いていきます。
- 脂部分に焼き色が付いたら、裏にする面から焼いていきます。
- ひっくり返さずにじっくりと焼き色が付くまで待ちます。
- 焼き色が付いたら裏返し、火を止めてフタをして余熱で火を通します。
- さらに取り出してアルミホイルで包み、余熱で火を入れます。
- 同じフライパンにグラニュー糖(2g)を入れて火にかけ、少し焦がして火を止めます。
- オレンジ果汁(大さじ2)、バルサミコ酢(大さじ2)、塩(少々)、粗挽き黒コショウ(少々)、バター(15g)を入れて混ぜ合わせたらソースの完成です。
- ボウルにサラダの材料の野菜を入れ、塩、赤ワインビネガーを入れて混ぜ合わせます。さらに黒コショウとオリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、器に盛りつけます。
- 豚肉を1cm厚のそぎ切りにしてサラダの上にのせ、ソースをかけ、すりおろしたチーズをかければ出来上がりです。
感想
豚肉の焼き方へのこだわり方がものすごかったですね。けっこう長時間、豚肉を縦にして焼いていて、さらに片面をかなり焼き色を付けていたのが印象的でした。余熱調理でやわらかく仕上がっていましたね。