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土井善晴の栗きんとん/きょうの料理

12月11日(月)の「きょうの料理」は今日と明日は料理研究家の「土井善晴」先生のお正月料理を紹介します。本日は「お雑煮」、「黒豆」、「栗きんとん」の3品を紹介します。

「栗きんとん」は黄色くゆがいたサツマイモを裏ごしせずに木べらで押さえ潰して砂糖で練り上げました。市販の栗の甘露煮を水で戻して炊き直し柔らかくしてきんとんになじませます。

栗きんとんの材料(作りやすい分量)

  • さつまいも(500g)
  • クチナシの実(5〜6個)
  • 栗の甘露煮(12個)・・下ごしらえしたもの/下記参照
  • 砂糖(さつまいもの半量)

栗きんとんの作り方

  1. さつまいも(500g)は皮を厚くむき4cm長さに切って縦に半割りにします。水に1時間以上さらしてアクを抜きます。
  2. 皮をむいたさつまいもの重量の半量の砂糖を用意してザルでふります。
  3. クチナシの実(5〜6個)は砕いてガーゼに包み、カップ1ほどの水に2時間以上つけて色水を作ります。
  4. さつまいもの水気を切って鍋に入れ、3のクチナシの実ごと加え、かぶるくらいまで水を足し、火にかけます。煮立たせないようにしてさつまいもが柔らかくなるまで30分間ほどかけてゆっくりと茹でます。
  5. 4の茹で汁をきってクチナシの実を取り除き、さつまいもを熱いうちに木べらで押さえて潰します。鍋を火にかけて2の砂糖を2〜3回に分けて混ぜます。堅いときは湯を適量入れて伸ばします。
  6. 栗の甘露煮を下ごしらえしたものを煮含めた煮汁で温めて、汁気をきって5に加え、さつまいもがトロリとなるまで混ぜながら煮詰めます。
  7. 杉板の上に取り出して乾かさないように固く絞った濡れ布巾をかけて冷まします。保存容器に入れて冷蔵庫で5日間ほど保存可能です。

栗の下ごしらえの材料(作りやすい分量)

  • 栗の甘露煮(12個)・・市販のもの
  • クチナシの実(2個)
  • 砂糖(100g)

栗の下ごしえらえの仕方

  1. 栗の甘露煮(12個)は洗って一晩つけます。クチナシの実(2個)は砕いてガーゼに包み水カップ1・1/2に2時間以上つけて色水を作ります。
  2. 1の栗の水気をきって鍋に入れてかぶるくらいの水を加えて中火にかけ、煮たってからさらに10分間ほど茹でます。
  3. 別の鍋に1の色水を入れて中火にかけて煮たったら砂糖(100g)を入れて煮溶かします。
  4. 2の栗を水けをきって3に加えて中火で5〜6分間煮含めます。
  5. 火を止めてそのまま置いて下ごしらえは完成です。

感想

栗きんとんは旦那さんのお義母さんがいつもお正月に作ってくれます。色も綺麗で甘めでとても美味しいです。忙しいけれど家庭の味が嬉しいお正月ですね。

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ゆい :