1月15日のグレーテルのかまどでは、美しい映像で高い評価を受けた映画「グランド・ブダペスト・ホテル」のオリジナル菓子「コーティザン・オ・ショコラ」を作ります。
三段重ねでパステルカラーの、とっても可愛いシュー菓子ですよ。
目次
グランドブダペストホテルのコーティザン・オ・ショコラの材料
※三段重ねシュー4個分
<シュー生地>
- 牛乳 100g
- バター 60g 食塩不使用のもの
- グラニュー糖 5g
- 塩 1g
- 小麦粉 60g
- 卵 約100g Mサイズ2個分
<チョコクリーム>
- 牛乳(チョコレートを溶かす分) 250g
- ビターチョコレート 50g
- ココアパウダー 25g
- 牛乳(コーンスターチを溶く分) 150g
- グラニュー糖 90g
- コーンスターチ 40g
- バター 15g
- ブランデー 15g
<アイシング(うす紫)>
- 粉砂糖 200g
- 牛乳 32g
- 液体色粉(青、赤) 適量(青1:赤1)
<アイシング(うす緑)>
- 粉砂糖 100g
- 牛乳 16g
- 液体色粉(青、黄) 適量(青1:黄2)
<アイシング(ピンク)>
- 粉砂糖 100g
- 牛乳 16g
- 液体色粉(赤) 適量
<アイシング(水色)>
- 粉砂糖 100g
- 牛乳 30g
- 液体色粉(青) 適量
<パイピング用チョコレート(白)>
- ホワイトチョコレート 200g
- 砂糖(シロップ用) 50g
- 水(シロップ用) 50g
<仕上げ用>
- 皮付きアーモンド(ロースト) 4粒
グランドブダペストホテルのコーティザン・オ・ショコラの作り方
<準備>
- 小麦粉はふるっておきます。
- オーブンを200℃に温めておきます。
- 天板2枚に薄くバターを塗っておきます。
- パイピング用の砂糖50gと水50gを沸騰させてシロップを作っておきます。
<シュー生地の作り方>
- 鍋に牛乳、バター、グラニュー糖、塩を入れ、火にかけて沸騰させます。
- 火を止めてふるった小麦粉を一気に加え、表面がなめらかになるまでまとめます。
- ボウルに移して、溶いた卵を数回に分けて加え、固さを調節します。(ツヤが出て、木杓子ですくうとまとまって落ちるくらいの固さ)シュー生地のでき上がりです。
- 小麦粉で一枚目の天板に6cmと4cmの目印を4つずつ付けておきます。二枚目は3cmの目印を4つ付けておく。※丸い抜き型に小麦粉をつけると簡単にできます。
- 3のシュー生地を直径13mmの口金をつけた絞り出し袋に入れ、各目印の大きさに絞ります。口金の高さを2cmほどに保ち、生地が厚くなりすぎないようにします。
- 霧吹きで水をかけ、指で絞ったあとをならして形を整え、200℃のオーブンに入れます。
- 膨らんで色づき始めたら180℃に下げて、合わせて約30分間焼きます。
- 焼き上がりの目安は、シュー生地の表面の亀裂に焼き色がついていて、持つと見た目より軽い状態が確認出来ればOKです。オーブンから取り出し、常温で冷まします。
<チョコクリームの作り方>
- コーンスターチ、グラニュー糖を混ぜ合わせたボウルに冷たい牛乳150gを混ぜ、溶いておきます。
- 鍋で牛乳250gをあたため、そこにココアパウダー、ビターチョコレートを入れて溶かします。泡だて器で混ぜながら沸騰直前まで温めます。
- 1を泡だて器で混ぜながら加え、沸騰させます。※底からしっかり混ぜ、焦げつきに注意。
- 沸騰したら火を止めてバターとブランデーを混ぜます。
- 清潔なボウルに移して、氷にあてて混ぜながら一気に冷やします。冷えてなめらかな状態になれば氷から外します。
<アイシングの作り方(4種類)>
- 粉砂糖に牛乳を加え、泡だて器で混ぜます。
- うす紫、うす緑、ピンク、水色の4色作ります。
- 色粉はごく少量ずつ加えて色を調整します。
- 固さの調節は分量外の粉砂糖と牛乳で行います。
<パイピング用のチョコレートの作り方>
- ホワイトチョコレートをボウルに入れ、湯せんにかけて約40℃に溶かします。
- 事前に準備しておいた常温のシロップを少量ずつ入れ、へらなどで混ぜます。線が書ける固さになるまでシロップで調整します。
<組み上げ、仕上げ>
- 竹串などで焼き上がったシュー生地の裏に穴をあけ、絞り袋に入れたチョコクリームを絞ります。
- うす紫、うす緑、ピンクのアイシングを使用して、シュー生地の表面をコーティングしていきます。つけすぎたアイシングは適宜ゆびで落とします。
- 後にシューを重ねる時、隠れない位置にパイピング用の白チョコレートで模様を描きます。
- のり代わりに水色のアイシングをシュー生地を重ねる部分に絞り、6cm、4cm、3cmの順に重ねます。
- 一番上に水色のアイシングを絞り、アーモンドをのせて出来上がりです。