1月22日のグレーテルのかまどでは、ミヒャエル・エンデの「モモ」に登場する「金色の朝ごはん」を作ります。
時間どろぼうたちから時間を取り戻すため奮闘するモモに力を与えた、光輝く朝食です。金褐色にパリッと焼けた巻きパンに、金色のはちみつやバター、そしてホットチョコレートと本当に光り輝いているメニューですよ。
目次
モモの金色の朝ごはんの材料
※ボーヴォロ(渦巻きパン)6個分+ホットチョコレート4杯分
ボーヴォロ(渦巻きパン)
- 強力粉 160g
- 薄力粉 40g
- バター 12g 食塩不使用のもの
- グラニュー糖 10g
- 塩 4g
- スキムミルク 6g
- インスタントイースト 4g
- 水(25℃) 114ml
- 折り込み用バター 60g 食塩不使用のもの
- 強力粉 適量 打ち粉用
水溶き卵
- 卵 Mサイズ1個 表面に塗る用
- 水 50ml 表面に塗る用
ホットチョコレート
- 生クリーム 100ml 脂肪分35~40%
- スイートチョコレート 100g カカオ60%以上
- 牛乳 400ml
モモの金色の朝ごはんの作り方
準備
- 小麦粉はふるっておきます。
- オーブンを200℃に温めておきます。
ボーヴォロ(渦巻きパン)を作る
- 合わせてふるった小麦粉に、冷えた硬いバター(12g)を加えます。カードで粉をまぶしながら細かく刻んだのち、手でつぶしながら小麦粉となじませます。
- グラニュー糖、塩、スキムミルクを加えて、 泡だて器でよく混ぜます。
- 水にインスタントイーストを加えて溶かします。
- 2に3を加えて粉けがなくなるまで 混ぜます。
- 台に取りだし、カードで切りながら全体を同じ固さに整えて、丸くまとめます。
- ボウルに戻して、30℃で60分発酵させます。
- 発酵後、ガスを抜きながら丸くまとめて、透明なポリ袋に包み、冷凍庫で30分冷やします。
- 30分経ったら冷蔵庫に移して、もう一度30分冷やします。
- 冷えた硬いバター(60g)を打ち粉をしながら叩いて、10cm×10cmほどの正方形に整えます。(柔らかくなり過ぎるようであれば冷蔵庫で冷やします。)
- 8の生地を15cm×15cmの正方形にのばし、9のバターをのせて包みます。生地のつなぎ目はしっかりとくっつけます。
- 長さ45㎝ほどまでのばして、3つ折りにたたみます。透明なポリ袋に包み、冷蔵庫で30分休ませます。あと2回、同じ作業を繰り返します。
- 休ませた生地を幅20cm×長さ35cmの長方形にのばします。(生地が伸びにくくなれば、冷蔵庫で10分ほど休ませてから、再度のばします。)
- 打ち粉を払い、表面全体に霧吹きで水を吹きます。
- 太くなるように巻いていきます。最後は縁の部分を持ち上げてしっかりくっつけます。
- 巻き終わったら6等分に切って天板に並べます。表面を少し押し、30℃で60分発酵させます。
- 発酵させたら、水溶き卵をはけで表面全体に塗ります。200℃のオーブンで約15分焼きます。
ホットチョコレートを作る
- 生クリームを鍋に入れて、沸騰させます。
- ボウルに入れたチョコレートの上に注ぎ、泡だて器で中心から混ぜ合わせます。
- 牛乳とシナモンスティックを別の鍋で温め、ステップ2を溶きのばしていきます。
- 飲む直前に茶こしでこしながら鍋に戻して、泡だてながら温めます。
食べ頃と保存方法
ボーヴォロ(渦巻きパン)は焼き上がり後冷めてからが食べごろで、サクサク感を味わえます。保存は冷凍で。
冷凍してから食べる場合は常温で解凍してから霧吹きをし、オーブン(またはオーブントースター)で焼いていただきます。
ホットチョコレートは温かいうちにいただきます。冷めると濃くなります。