4月9日(月)の「きょうの料理」は料理研究家の「鈴木登紀子」さんが旬の食材を使った「むしり鶏と春野菜の更紗あえ」と「アスパラガスの厚揚げ白あえ」のレシピを紹介します。
「むしり鶏と春野菜の更紗あえ」は酢やからし、ごまをきかせた和え物。鶏ささ身に人参、うど、菜の花や生椎茸を加えてそれぞれを丁寧に下ごしらえします。
むしり鶏と春野菜の更紗あえの材料(2人分)
- 鶏ささ身(3本)
- 人参(20g)
- うど(100g)
- 菜の花(50g)
- 生椎茸(3枚)
- 千切り生姜(少々)
- 塩(適量)
- コショウ(適量)
- 酒(適量)
- 酢(適量)
- 薄口醤油(小さじ1/2)
生姜酢
- 酢(大さじ2)
- だし(大さじ1)
- 砂糖(大さじ2/3)
- 薄口醤油(小さじ1)
- 生姜汁(小さじ1)
むしり鶏と春野菜の更紗あえの作り方
- ささ身(3本)は筋を取って中央に切り目を入れてそこから左右の厚みに包丁を入れて開きます。塩(少々)、コショウ(少々)をふり、小鍋に入れて酒(大さじ2)を加えます。アルミ箔で落し蓋をして、弱火で汁気がなくなるまで酒蒸しにします。粗熱を取り、細かくむしります。
- 人参(20g)は3cm長さの短冊切りにして水カップ1に塩(小さじ1強)を混ぜた塩水に10分間つけます。しんなりとしたらふきんで包んできつく絞ります。
- うど(100g)は3cm長さに切り、皮を厚めにむいて拍子木形に切ります。酢水に晒してアク止めをして水で洗って水気を切ります。菜の花(50g)は塩(少々)を加えた熱湯でサッと茹でて氷水にさらして水気を絞って4cm長さに切ります。
- 椎茸(3枚)は軸を取り、きつく絞った濡れ布巾でカサの汚れを拭き取ります。焼き網や魚焼きグリルで傘を下にして並べ、弱めの中火で焼きます。酒(小さじ2)、薄口醤油(小さじ1/2)を合わせた酒醤油に軽く浸して薄切りにします。
- ボウルに生姜酢の材料、酢(大さじ2)、だし(大さじ1)、砂糖(大さじ2/3)を混ぜ合わせ、1〜4の具材を入れ全体を混ぜます。
- 器に盛り付けて生姜汁(小さじ1)を回し掛け、千切り生姜(少々)をのせて完成です。
感想
和え物の食材は下ごしらえをして水気や汁気を切り、冷やしておくとより美味しく仕上がるそうです。