6月4日(月)の「きょうの料理」は月曜日から水曜日の3日間、料理研究家の「大原千鶴」さんが初夏の保存食、「梅」と「らっきょう漬け」のレシピを紹介します。本日は「完熟梅の活用法」を紹介します。
「完熟梅の塩漬け」は完熟梅を使い、保存袋で漬けるのでとても気軽に作れます。材料も完熟梅と粗塩だけなのでとても簡単に作れます。この塩漬けを使って「きゅうりの白梅あえ」のレシピを紹介します。
完熟梅の塩漬けの材料(作りやすい分量)
- 完熟梅(1kg)
- 粗塩(130g)・・梅の重量の13%
- ジッパー付きの保存袋(1枚)・・30cm×30cm
完熟梅の塩漬けの作り方
- 梅(1kg)はたっぷりの水でサッと洗います。長時間水につけると傷んでしまうので注意します。
- ザルにあげて水気をきり、なり口にヘタを竹串で取り除きます。
- 紙タオルで水気を丁寧に拭き、なり口の部分に塩(130g)を詰めます。
- ジッパー付きの保存袋に梅を入れ、残りの塩を加えます。空気を抜きながら袋の口を閉じます。満遍なく塩がまぶさるように梅をコロコロと転がします。
- バットに4を入れ、同じ大きさのバットを重ねます。梅の2倍の重さで2kgの重しをのせます。暗く涼しい場所に置きます。重しに水を入れた2リットルのペットボトルを使うのがオススメです。
- 3〜4日後、透明な白梅酢が上がってきます。重しは1kgにしこのままさらに数日間おき、赤紫蘇が出回るのを待ちます。
きゅうりの白梅あえの材料(2人分)
- きゅうり(1本)
- 塩漬け梅(1個)
- 白ごま(少々)
きゅうりの白梅あえの作り方
- きゅうりは皮をむいて5cm長さの拍子切りにします。
- 梅は種を取って包丁で叩きます。1のきゅうりにまぶします。
- 器に盛り付けて白ごま(少々)をふります。
- 冷蔵庫で3日間保存が可能です。
感想
白梅は細かくちぎって大根おろしに加えて、鶏肉や魚料理に添えても美味しくいただけます。つゆに入り憂鬱な日もありますが、自家製の梅を食べて元気に過ごしたいですね!