12月12日(月)のきょうの料理は、おせち料理を京都の日本料理店3代目「高橋拓児」先生が紹介してくれました。
3つの軽やかさ「いつもの食材に軽やかな工夫と軽やかな手間をかけるだけ」「今どきのおせちはあっさりすっきり軽やかな味わい」「誰でも上手に詰めれるテクニックで心も軽やかに」で作ります。
そしていつもの栗きんとんとちょっと違った「栗くず餅」の作り方を教えてくれましたよ。
栗くず餅の材料
※13×7.5×4.5cmの流し函1個分
- 栗の甘露煮(300g)
- 水(2カップ)
- 酒(大さじ3)
- バニラビーンズ(1/2本)
- 白玉粉(12g)
- 葛粉(65g)
- 水(1/2カップ)
栗くず餅の作り方
- お鍋に栗の甘露煮(300g)、水(2カップ)、酒(大さじ3)、バニラビーンズ(1/2本)を入れて弱火で10分ほど煮てアルコールを飛ばしたら火からおろし、粗熱を取ります。
- 1/3量を飾り用に取り出し、半分に切っておきます。
- 残りの栗と煮汁(大さじ4)をフードプロセッサーで滑らかになるまでかくはんしたらボウルに移し入れます。
- 別のボウルに白玉粉(12g)、葛粉(65g)を入れ、水(1/2カップ)を少しずつ入れながらダマにならないように混ぜ合わせたらザルでこします。
- 栗を入れたボウルに、白玉液を少しずつ入れて2〜3回に分けて混ぜ合わせます。
- 飾り用の栗の甘露煮の半量を流し函の底に並べ、そこに栗と白玉液を混ぜ合わせた液を流し込みます。
- 残りの栗の甘露煮を上に並べ、蒸気の上がった蒸し器で40分ほど蒸しせば出来上がりです。
感想
さらに蒸し上がった栗くず餅に砂糖水をサッと塗ってバーナーで軽く炙ると、香ばしさが加わって美味しくなるそうですよ。
バニラが香り、普通の栗きんとんは甘いと感じる人にオススメのお上品な一品です。