12月15日(木)放送のまる得マガジンでは、世界を代表するパティシエ・ショコラティエの「小山進先生」が、おうちで簡単に作れる極上チョコレートのレシピを教えてくれます。
今回は軽くてしっとり「蒸し焼きショコラ」。
ムースを焼いたようなお菓子を送りたいという発想から生まれた、繊細なガトーショコラを軽い感じに仕上げるのには、しなやかで強いメレンゲが必要です。コツさえ知れば誰でも自宅で作れる、チョコレートのお菓子です。
蒸し焼きショコラの材料(直径15cmの丸型1台分)
- ビターチョコレート(100g)・・カカオ分64%
- 発酵バター(100g)・・食塩不使用
- 卵黄(55g)
- グラニュー糖(35g)
- ジェノワーズショコラ(1枚)・・直径15cm/1cmの厚さに切ったもの
メレンゲ
- 卵白(113g)
- グラニュー糖(50g)
飾り用のチョコレート
- チョコレート(適量)・・好みのもので良い
飾り用クレームシャンテ(作りやすい分量)
- 生クリーム(100g)・・乳脂肪分40%手に入らない場合は38〜42%の生クリームでも良い
- グラニュー糖(7g)
- 飾り用粉糖(適量)
- シナモンパウダー(適量)
蒸し焼きショコラの作り方
- メレンゲを作ります。卵白を泡立て軽く混ざったら、グラニュー糖を3回くらいに分けて入れ、ツノが立つくらいまでしっかり泡立てます。
- ビターチョコレート(100g)と発酵バター(100g)を合わせて湯煎で溶かし、50℃に保ちます。
- 卵黄(55g)にグラニュー糖(35g)を入れ泡立て器ですり合わせ、2のチョコレートを4〜5回に分けて加え、そのつど混ぜて乳化させます。乳化するとツヤが出て滑らかになります。
- 3にメレンゲを3回に分けて加え、気泡をつぶさないように優しく混ぜます。
- 丸型の底に厚さ1cmのジェノワーズショコラ(ココア入りスポンジケーキ)を敷き、生地を流し入れます。
- 深めのバットにのせて、型の高さ1/3までぬるま湯を注ぎます。
- 160℃のオーブンでまず約20分間焼きます。5分間隔で扉を開けて蒸気を逃しすぐに閉めて焼きます。開けるたびにその後オーブンのスイッチを入れます。
- 蒸気が出なくなったら扉を閉めて、合計1時間15分焼きます。
- 焼きあがったら、ショックを与えないよう静かに取り出し冷まします。その後冷蔵庫に入れ、生地を落ち着かせます。
- 生地が落ち着いたら、クレームシャンティ、粉砂糖、シナモンをふり、そしてチョコレートを飾って完成です。
感想
チョコレートを使ったお菓子はレベルが高い感じがとてもしますが、1つ1つの作業を丁寧にこなせば、上手にできるような感じがします。見た目も華やかな蒸し焼きショコラ、是非クリスマスに作ってみたいです。