8月16日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の「大原千鶴」さんが、旨味たっぷりの「めんつゆ」と「うどんだし」のレシピを紹介し、それを使った夏にぴったりのレシピを紹介してくれました。
「うどんだし」は厚削りでとっただしそのものを楽しむ京風の「飲むかけだし」です。「冬瓜と鶏ひき肉の煮物」は淡白な冬瓜と焼き付けた鶏ひき肉がうどんだしの旨みを吸って口の中でふんわりします。
うどんだしの材料(作りやすい分量)
- 水(1.5リットル)
- 厚削り節(30g)
- 昆布(10g)
- 薄口醤油(大さじ3)
- 酒(大さじ2)
- 塩(小さじ1/2)
うどんだしの作り方
- 鍋に水(1.5リットル)、削り節(30g)、昆布(10g)を入れて30分間以上おきます。中火にかけて沸いたらアクをとります。火を弱め、蓋なしでゆらゆらと鍋中が対流する程度に5分間煮ます。
- 厚手の紙タオルを敷いたザルでこして、鍋に戻し入れます。
- 薄口醤油(大さじ3)、酒(大さじ2)、塩(小さじ1/2)を加えて中火にかけます。沸いたら火を弱め、ユラユラと5分間煮て完成です。冷蔵庫で2日間保存が可能です。
冬瓜と鶏ひき肉の煮物の材料(2〜3人分)
- 冬瓜(1/4個)
- 鶏ひき肉(200g)
- 粗みじん切り生姜(5g)
- うどんだし(カップ1・1/2)
- みつばの葉(適量)
冬瓜と鶏ひき肉の煮物の作り方
- 冬瓜(1/4個)は半分に切ってから3cm幅に切り、皮とワタを除き、4等分に切ります。
- 鍋、または表面加工してあるフライパンに、鶏ひき肉(200g)と粗みじん切り生姜(5g)を入れて、練り混ぜて、平たく広げから中火にかけます。下が焼けてきたら、すぐにヘラで食べやすい大きさに割って上下を返します。
- 冬瓜とうどんだし(カップ1・1/2)を加えて蓋をします。沸いたら少し火を弱めて20分間煮ます。
- 器に盛り付けてみつばの葉をあしらいいただきます。
感想
冬瓜にしっかりと味が染み込んでとっても美味しそうですね。ぜひ作ってみます!うどんだしは麺類のかけつゆや煮物のベースになります。