8月21日(火)の「きょうの料理」は「つくろう!にっぽんの味47」。今月は「熊本県」と「新潟県」で活躍する料理人が旬の食材をメインに使ったレシピを紹介します。
1日目の今日は、熊本県のイタリア料理店のオーナーシェフ「宮本けんしん」さんが、熊本の赤なすを使って、「なすのコンソメプリン」のレシピを紹介してくれます。驚くほどなめらかな舌触りが印象的な夏にぴったりの洋風茶碗蒸しです。
なすのコンソメプリンの材料(4個分)
- スープ(270ml)
- 熊本赤なす(1本)
- えび(4尾)・・無頭/殻つき
- 枝豆(20粒)・・茹でたもの
- 水溶き片栗粉(大さじ1/2)
- ミントの葉(適量)
- 粗びき黒胡椒(少々)
卵液
- 卵(2個)
- 卵黄(1個分)
- 砂糖(小さじ2)
- 塩(小さじ2)
なすのコンソメプリンの作り方
- ボウルに卵液の材料を入れ、卵のコシがなくなるまでしっかりと混ぜます。スープ(270ml)をカップ1と黒胡椒(少々)を加えて混ぜ、ボウルに重ねたザルでこします。ラップをかけて冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
- 赤なす(1本)は魚焼きグリルの強火で、表面が焦げるまでしっかりと焼きます。冷水にとって皮をむき、水気をしっかりと拭きます。ヘタを取り除き、1cm角に切ります。
- えび(4尾)は殻、尾、背ワタを取り除き、3〜4等分に切ります。なすとえびをボウルに入れ、1の卵液を大さじ1を加えて絡めます。4個の器に等分に入れ、卵液を等分に注いでラップをします。蒸気の上がった蒸し器に入れ弱火で10分間蒸します。
- 蒸しあがったらラップを外して粗熱をとります。再びラップをして冷蔵庫で冷やします。
- 残ったスープ70mlと枝豆(20粒)を鍋に入れて沸かし、水溶き片栗粉(大さじ1/2)を加えます。とろみがついたら火を止めて粗熱をとります。
- 取り出したら、4等分にかけて、ミントの葉を添えて完成です。
感想
熊本の赤なすは大正時代から栽培されている特産品のなすなんですよ。普通のなすに比べると長くて大きく、よく長なすと言って販売もされていますね。種やアクが少なく甘みがあるのが特徴だそうですよ。