10月18日(木)の「NHKひるまえほっと」では、「発酵食品」の中でも「酵母」活用術が紹介されました。パン作りに欠かせない「酵母」はパンだけではなく、料理に使うことで旨味を引き出します。調味料として、お酒やみりんの代わりに使えますよ。
今回は自宅でも手軽に作れて万能調味料にもなる「玉ねぎの酵母」を「浅沼綾子」さんが紹介してくれます。そしてそれを使って「酵母ハンバーグ」と「きのこのミルクスープ」のレシピを紹介します。
目次
玉ねぎ酵母の材料(作りやすい分量/1リットル瓶)
- 玉ねぎ(3個)
- 水(約500cc)
- はちみつ(小さじ1)
- 綺麗な1リットル容器
玉ねぎ酵母の作り方
- 玉ねぎ(3個)の2・1.2個はすりおろします。1/2個はみじ切りにします。
- 煮沸消毒した密閉容器に入れます。
- 瓶に目一杯入るくらい水を加えます。
- はちみつ(小さじ1)を加えてよくかき混ぜて冷蔵庫で3日間おきます。
- 2日間常温おき、酵母の発酵を促します。その時、1日1回、瓶を振ってから、蓋を開けます。
- 発酵したら蓋がシュッとガスが出て中身が少し出ます。発酵した証拠なので冷蔵庫で保存して使います。
- 1ヶ月保存が可能です。
酵母ハンバーグの材料(4人分)
- 合挽き肉(200g)
- パン粉(大さじ3)
- 塩(少々)
- コショウ(少々)
- すりおろしニンニク(小さじ1/2)
- すりおろり生姜(小さじ1/2)
- 玉ねぎ酵母(100g)
- 柿酵母(大さじ3)・・砂糖でも代用可能/玉ねぎ酵母と同じ手順で柿酵母も作れます
- 酒(大さじ3)
ソース
- ケチャップ(大さじ3)
- 酒(大さじ1)
- 醤油(大さじ1)
- 柿酵母(大さじ1)・・砂糖でも代用可能
酵母バーグの作り方
- ボウルに、合挽き肉(200g)、パン粉(大さじ3)、塩(少々)、コショウ(少々)、すりおろしニンニク(少々)、すりおろし生姜(小さじ1/2)、玉ねぎ酵母(100g)、柿酵母(大さじ3)を加えてよく混ぜ合わせます。
- 小判形に成形してフライパンで焼きます。
- 焼き目がついたらお酒(大さじ3)を入れて蓋をして5分間蒸し焼きにし、バットに取り出します。
- 肉じるたっぷりのフライパンでソースを作ります。ボウルにソースの材料を入れ、フライパンに入れます。
- 4にハンバーグを戻し入れ、ソースを絡めて完成です。
きのこのミルクスープの材料(4人分)
- バター(10g)
- みじん切りニンニク(1かけ)
- まいたけ(1/2パック)
- しめじ(1/2パック)
- 厚切りベーコン(50g)
- 水(50cc)
- 牛乳(250cc)
- 玉ねぎ酵母(100g)
- 塩(小さじ1/2)
- コショウ(少々)
きのこミルクスープの作り方
- フラパンにバター(10g)を熱し、みじん切りニンニク(1かけ)を炒めます。ほぐしたしめじ(1/2パック)とまいたけ(1/2パック)を加えて炒め、短冊切りにしたベーコン(50g)を加えてさらに炒めます。
- 水(50cc)を加えて蓋をして3分間煮込みます。牛乳(250cc)と玉ねぎ酵母(100g)を加えてコクを出します。
- 仕上げに塩(小さじ1/2)、コショウ(少々)で味を調え完成です。器に盛り付けて刻んだアーモンドをのせて完成です。
感想
玉ねぎ酵母だけでコクと旨味がアップしますね。玉ねぎは炒めなくても旨味が凝縮しますよ!とっても簡単に料理のレパートリーが増えますね!柿酵母はパン作りで使用できますが、玉ねぎ酵母はパン作りでは使えないです。酵母を使うときは清潔なスプーンで取り出して使います。