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髙橋拓児の冬の和風ローストビーフ/きょうの料理

11月7日(水)の「きょうの料理」は京都の日本料理店店主「髙橋拓児」さんが、ご馳走メニューの定番、ローストビーフに旬の食材をプラスして、「秋冬の和風ローストビーフ」と「秋冬の鶏ハム香りだれ」のレシピを紹介します。

「冬の和風ローストビーフ」はローストビーフに冬に美味しい野菜を添えたおもてなしにぴったりの一品です。牛肉の表面を焼き付けて、白味噌とゆずの香りが相性抜群です。ご飯に良く合うローストビーフです。

秋の和風ローストビーフの材料(作りやすい分量)

  • 牛肉(450g)・・塊/赤身/今回はランプ肉を使用。ヒレ肉でも
  • かぶ(小1個)
  • 人参(1/4本)
  • ねぎ(1本)
  • 白ごま油(適量)

冬のつけ地

  • ゆず(1〜2個)
  • 白味噌(250g)・・甘口
  • 醤油( カップ3/4)
  • みりん( カップ3/4)
  • 酒( 大さじ1)

冬のローストビーフの作り方

  1. フライパンにごま油(大さじ2)を中火で熱し、牛肉(450g)を入れます。全面に焼き色がつくまでしっかりと焼き、取り出して粗熱を取ります。目安はダークブラウンの焼き色がつき、いい香りがたってくるまで全面をじっくり焼きます。
  2. つけ地を作ります。ボウルに白味噌(250g)、醤油(カップ3/4)、みりん(カップ3/4)、酒(大さじ1)を混ぜ合わせ、ゆずの皮(1〜2個)をすりおろして加えます。皮をすりおろした後のゆずの実を四つ割りにして加えます。果肉は絞らなくても十分に香りよく仕上がります。
  3. 蒸し器に入る大きさの耐熱容器に1と2を入れます。厚手の紙タオルを表面に覆うようにのせ、耐熱のラップをかけて輪ゴムで止めます。
  4. 蒸気の上がった蒸し器に3を入れて、強火で20分間蒸して、いったん取り出します。牛肉の上下を返して同様に紙タオルとラップをかけて、再び蒸し器に入れて強火で15分間蒸して取り出します。ラップをかけたまま、容器に流水を当てて粗熱を取り、氷水にとって20〜30分間しっかりと冷まします。
  5. かぶ(1個)は茎を1cmほど残して切り落とし、皮を厚めにむいて、茎と実の間の汚れを竹串などで綺麗にして、1cm幅のくし形に切ります。人参(1/4本)は薄めの乱切りにして、ねぎ(1本)は2〜3cm長さに切ります。
  6. きれいにしたフライパンにごま油(大さじ1)を中火で熱し、かぶ、人参を入れて、2〜3分間炒めます。全体に焼き色がついて火が通ったら、ねぎを加えて焼き色がつくまで1〜2分間炒めます。4で冷やしたつけ地90ml、水カップ1/4を加えて全体に絡めながら、1分間ほど炒め煮にします。
  7. 4の牛肉を薄切りにして、器に盛り付けて、6を添えて完成です。

感想

とっても美味しそうですね。おもてなし料理にぴったりですね。ぜひ作ってみます。


ゆい :