12月20日(水)の「MHK鍋の王国」では博多っ子のご馳走鍋で名物の、「水炊き」が紹介されました。この鍋の生みの親は明治時代に15歳で香港に渡った「林田平三郎」さん。香港で学んだ料理を生かして、日本人の口に合うように試行錯誤して作られました。博多市中央区にある水炊きの店「水月」はその林田さんが生み出した鍋を味わえる名店です。
料理研究家の「冬木れい」さんが家庭でも作れる「水炊き」のレシピを紹介してくれました。
水炊きの材料(3人分)
- 絹ごし豆腐(1/2丁)
- キャベツ(1/2個)
- 人参(1/2本)
- えのき茸(1袋)
- 椎茸(4個)
- 水菜(1/2わ)
鶏スープ(作りやす分量)
- 鶏手羽先(2本)
- 鶏もも肉(500g)・・骨つき・ぶつ切り
鶏つくね
- 鶏ひき肉(300g)・・もも肉
- 卵(1個)
- すりおろし玉ねぎ(1/2個分)
- 塩(小さじ1/2)
- コショウ(少々)
ポン酢醤油
- かぼす果汁(1個分)
- グレープフルーツ果汁(1/2個分)
- 酢(カップ1/2)
- 醤油(カップ1/4)
- 生姜の絞り汁(大さじ1)
- 昆布(5cm角1枚)
水炊きの作り方
- 鍋のスープを作ります。鍋に水3リットル、鶏手羽先(2本)、鶏もも肉(500g)を入れて強火にかけます。アクを取り、弱火で1時間ほど煮ます。そのまま2時間ほどおきます。
- ポン酢醤油を作ります。ボウルに材料を合わせ、1時間ほどおき、昆布を取り出します。
- 鶏つくねを作ります。フードプロセッサーに全ての材料を入れて撹拌して、ペースト状にします。
- キャベツ(1/2個)は大きめのざく切りにして、人参(1/2本)は5mm幅の輪切りにし、お好みの型で抜きます。えのき(1袋)は根元を切り落としてほぐします。椎茸(4個)は石づきを除き、飾り切りします。水菜(1/2わ)は3等分、豆腐(1/2丁)は6等分に切ります。
- 鍋に1のスープをカップ5ほどと鶏肉を入れて温めます。器に分量外の塩(少々)と小口切りの細ネギ(少々)を入れ、スープを注ぎ、まずはスープを味わいます。続いて鍋に4の具材を入れ、3をヘラなどですくって鍋に落とし火を通します。2につけていただきます。
感想
水炊き美味しいですよね。いつもはスープを買ってきて作りますが、自宅でも作れるのでぜひ作ってみます。自家製のポン酢醤油もいいですね!