1月9日(水)の「NHK鍋の王国」では近代文化を代表する作家の一人「志賀直哉」さんが名付けた奈良県の名物鍋「若草鍋」が紹介されました。海がない奈良県だからこその魚介をふんだんに使った鍋は具材のほとんどが魚介と野菜なので意外なほどあっさりといただけます。
今回はその鍋を料理研究家の「冬木レイ」さんが自宅でも手軽に作れるレシピで紹介してくれます。奈良県の若草山を模した華やかな盛り付けで楽しみます。シメは以外にも洋風リゾットがオススメです。
若草山の鍋の材料(3人分)
- 鶏もも肉(300g)
- 鯛(2切れ)
- はまぐり(5〜6個)
- 車海老(2〜3匹)
- ほうれん草(2わ)
- 白菜(5枚)
- 椎茸(3枚)
- 長芋(10cm)
- かまぼこ(1本)
- 生麩(1/2本)
- 乾燥春雨(50g)
だし汁
- だし(カップ5)・・昆布・かつお
- 酒(カップ1/4)
- 醤油(大さじ2)
若草山の鍋の作り方
- 鶏肉(300g)、鯛(2切れ)はそれぞれ一口大に切り、分量外の塩(少々)をふります。はまぐり(5〜6個)は3%の塩水につけて砂出しをします。海老(2〜3匹)は背側に切り込みを入れて背わたをとり、ヒゲを切ります。
- 椎茸(3枚)は石づきを除き飾り切りをします。長芋(10cm)は3cm厚さの半月切りにして、かまぼこ(1本)は1.5cm厚さに、生麩(1/2本)は1cm厚さに切ります。春雨(50g)は水につけて戻します。
- ほうれん草(2わ)と白菜(5枚)はサッと茹でて水に取ります。巻きすで巻いて水気を絞って直径3cmほどの円柱状にして5cm幅に切ります。
- 器に3と長芋を山積みにして、そこに他の具材をのせるように盛り付けます。鍋にだし汁を煮立て、具材を煮ながらいただきます。
- シメのチーズリゾットの作り方。残った煮汁(カップ1)に、牛乳(カップ1/2)、バター(5g)、おろしニンニク(少々)を加えて煮立て、ご飯(200g)を加えてお好みの加減に煮込みます。器に盛り付けて、粉チーズ(適量)をふり完成です。
感想
魚介たっぷりでとっても美味しそうですね。シメは魚介の旨みたっぷりのクリームリゾットですね。ぜひ作ってみます。