3月11日(月)の「きょうの料理」は今日と明日の2日間は「みんなで囲むハレの日レシピ」を紹介します。1日目の今日は、料理研究家の「しらいのりこ」さんが「すしレシピ」を紹介します。
「甘煮くるみのおいなりさん」はしらいさんの故郷新潟県では甘煮くるみを太巻きに入れるそうです。これをおいなりさんの具材にして美味しくいただきます。黒糖で煮込んだ江戸前風の油揚げが美味しさをさらに引き立てます。
甘煮くるみのおいなりさんの材料(10個分)
- 油揚げ(5枚)
- くるみ(90g)
- 新生姜甘酢漬け(適量)
すし飯
- 米(1合)
寿司酢
- 米酢(大さじ2)
- 砂糖(大さじ1)
- 塩(小さじ1/2)
油揚げ合わせ調味料
- 水(カップ1・1/2)
- 黒砂糖(大さじ6)
- 醤油(大さじ3)
- みりん(大さじ2)
くるみの合わせ調味料
- 水(大さじ5)
- 砂糖(大さじ2)
- 醤油(大さじ1)
- みりん(大さじ1)
甘煮くるみのおいなりさんの作り方
- 米(1合)は洗って普通に水加減をして炊飯器で炊きます。寿司酢はよく混ぜ合わせておきます。
- 炊きたてのご飯を盤台またはボウルに入れ、寿司酢を回しかけます。手早く切るようにして混ぜ、馴染んだら素早くうちわで仰ぎ、余分な水分を飛ばします。艶が出てきたら濡れ布巾をかけて人肌まで冷まします。
- 油揚げ(5枚)は菜箸を転がしてのしてから半分に切り、中を開いて袋状にします。沸騰した湯に入れて一煮立ちさせたらザルにあげて水気を絞ります。
- 鍋に油揚げの合わせ調味料を入れて火にかけ、沸騰したら2を加えます。落し蓋をして、汁気がなくなるまで弱めの中火で15分間ほど煮て、そのまま冷まします。
- くるみ(90g)は包丁で粗く刻みフライパンに入れくるみの合わせ調味料を加えます。弱めの中火で汁気がなくなるまで2〜3分間煮からめます。くるみはポリ袋に入れて綿棒で叩いて砕いても大丈夫です。
- すし飯に5の2/3量を混ぜて10等分して丸めます。
- 油揚げは両手ではさみ、汁気をきります。油揚げ5切れに6のすし飯を詰め、袋の口を閉じます。残りの5切れはすし飯を詰めたら袋の口を折り返し、残ったくるみを等分にのせます。器に盛り付けて、お好みで新生姜を添えます。
感想
くるみの食感と油揚げの甘みがとっても美味しそうですね。ぜひ作ってみます。