6月17日(月)の「グレーテルのかまど」は、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」など数々の名作を残したロシアの文豪「ドストエフスキー」がとりこになった、14世紀から愛されるスイーツ「パスチラ」にヘンゼルが挑戦します。
パスチラはロシアの伝統菓子で、リンゴたっぷりの素朴な味わいとメレンゲから生まれた食感は、マシュマロに似てふわふわの一品です。
パスチラの材料
※4×33×3cmの型(1個分)
- りんご 3~4個(裏ごししたときに約350g)
- 砂糖 100g
- 卵白 1個分(約35g)
- 粉砂糖 適量
※りんごは酸味の強いもの、紅玉などがおすすめです。
パスチラの作り方
<準備>
りんごピュレ作り
- オーブンを180℃に温めておきます。
- 天板にオーブン用の紙を敷いておきます。
- りんごを洗っておきます。
焼き上げ
- 適当なサイズの型がない場合、厚紙などで24×33×3cmの型枠をつくります。(細長く切った厚紙を折り曲げ、角をホチキスでとめます。底板はつけないようにします。)
- 天板に型枠を乗せ、オーブン用の紙を敷いておきます。
- オーブンを100℃に温めておきます。
作り方
- りんごは軸を取り、半割にし、さらに種ごと8等分にし、オーブン用の紙を敷いた天板に乗せる。
- 180℃のオーブンでアルミ箔をかけて60分、竹串がすっと通るようになるまで焼きます。
- 裏ごしします。このとき残った皮と種は取り除きます。
- 鍋に移し、火にかけて混ぜながら水分を飛ばします。(350gがおよそ300gになるまで)
- ミキサーにかけ、なめらかなピュレの状態にします。
- ボウルに卵白を入れ、砂糖を数回に分けて加えながら、ハンドミキサーでしっかりと泡立てます。(およそ5分)
- 泡だった卵白にステップ5のりんごのピュレを3回に分けて加え、そのつどしっかりと泡立てます。(全体でおよそ25分)
- 型に、生地を厚さ1~1.5cmになるようにのばします。
- 100℃に温めておいたオーブンで約3時間焼きます。途中、1時間ごとに余分な蒸気を抜きます。
- 表面が乾き、さわってみてふんわりとした弾力があれば焼き上がりです。オーブンから生地を取り出し、型を外して紙ごと天板から網の上に移し、冷まします。
- 表面に軽く粉砂糖をふり、新しいオーブン用の紙を上にのせ、ひっくり返します。焼くときに使っていた紙が上面にきます。
- 生地にくっついているオーブン用の紙をはがします。
- 丁寧にはがさないと生地が破れてしまうので注意します。
- 縦長に生地を置き、端からオーブン用の紙を持ち上げロール状に生地を巻きます。
- 巻き終わりを定規で軽く締めます。
- オーブン用の紙をはがし、全体に粉砂糖をたっぷりまぶしたら出来上がりです。