10月14日放送のグレーテルのかまどでは、「魔女の宅急便」で知られる作家・角野栄子さんのリクエストにこたえて「毒りんごデザート」を作りました。
「空想の世界でこそ人は自由になれる」と、童話を書き始めてから40年経つ今も創作意欲は止まらない角野栄子さん「おばけのアッチ」の毒りんごデザートです。
角野栄子「おばけのアッチ」の毒りんごデザートの材料
りんご1個分
<焼きりんご>
- りんご 1個 紅玉やジョナゴールドなど煮崩れしにくい品種
- バター 10g
- グラニュー糖 5~10g 量はお好みで上白糖や三温糖、きび砂糖などでもよい
<ラズベリージャム>
- ラズベリー 300g ※凍らせたもの、もしくは冷凍
- グラニュー糖 200g
<飾り>
- レーズン 4~6粒 色を変えても楽しく作れます
- 角用の棒 1~2本 棒状のお菓子やシナモンなど
- 舌用のドライアプリコット 1枚
- 髪の毛用のハーブ 適量 パセリやミントなど
角野栄子「おばけのアッチ」の毒りんごデザートの作り方
<準備>
りんごを洗い、水分を取っておく
オーブンを200度に温めておく
<作り方>
- ぺティナイフで切込みを入れ、目を作る。
- 口の部分は周りに切込みを入れ、スプーンで丸くくり抜く。
- りんごの芯の周りに切込みを入れ、ティースプーンでくり抜き、芯や種を取り除く。※下まで貫通しないように注意。種を取りきるまでが目安。皮が破れないように、竹串を表面に刺していくつか穴をあける。
- 芯をくり抜いた部分に砂糖とバターを入れて、オーブン用の紙を敷いた天板にのせて、200℃で約30分焼く。※皮に裂け目が見えてきたら焼き上がり。
- 冷凍ラズベリーとグラニュー糖を混ぜて1~2時間置いておく。
- 厚手の鍋に入れて火にかける。混ぜながら加熱し、アクが出てきたら取り除く。
- こし器で種を取り除き、再び火にかけ煮詰めていく。種の周りにペクチンが多く含まれるので、しっかりこすとよい。冷水に垂らしてジャムが散らずに固まれば出来上がり。
- ジャムを皿に流し広げる。
- 目の部分にレーズンを入れる。色や数はお好みで。
- ドライアプリコットを舌のように形作り、口の部分に差し込み、筆でジャムを塗る。
- 角の位置に竹串で穴を開け、棒状のお菓子やシナモンスティックを挿す。
- ジャムを敷いたお皿に移して髪の毛用のハーブを飾る。