2月1日(水)のきょうの料理は月曜日から水曜日の今日までの3日間「目指せ!野菜1日350g」がテーマで、管理栄養士10人が1食120g以上の野菜を美味しく食べられるメニューを紹介します。3日目の今日はボリュームおかず。
料理研究家の竹内富貴子さんは「丸ごと野菜おでん」のレシピを紹介してくれました。
食物繊維が豊富な根菜類は体内の老廃物を排出する効果も期待できるので、たっぷり食べたい野菜です。皮ごと使って、栄養も美味しさも余すところなくいただきます。豪快な料理は体も心もポカポカになります。
丸ごと野菜おでんの材料(4人分)
- れんこん(約600g)
- 人参(2本)
- ごぼう(1本)
- ブロッコリー(1個)
- 鶏手羽元(400g)
- 油揚げ(2枚)
- おつまみ昆布(5〜6枚)
- サラダ油(大さじ1/2)
- 水(2リットル)
合わせ調味料
- 醤油(50g)
- みりん(50g)
- 酒(50g)
- 塩(大さじ1)
丸ごと野菜おでんの作り方
- れんこん(2節)、にんじん(2本)、ごぼう(1本)は、タワシを使ってよく洗います。
- にんじんはヘタを取り除きます。
- ごぼうはお鍋の長さに切り、2〜3分ほど下茹でしておきます。
- ブロッコリー(1個)は縦半分に切ります。
- 油揚げ(2枚)は端から台形に6等分にします。
- お鍋にサラダ油(大さじ1/2)を引いて熱し、鶏手羽元肉(400g)を入れて中火で焼き色が付くまで炒めます。
- お鍋に水(2リットル)を入れ、沸騰したら弱火にしてアクを取ります。
- 醤油(50g)、みりん(50g)、酒(50g)、塩(大さじ1)、れんこん、にんじん、ごぼうを入れて中火で熱します。
- 沸騰したら弱火にし、昆布(5〜6枚)を入れて30〜40分ほど煮込みます。
- 油揚げとブロッコリーを入れ、さらに10〜15分ほど煮れば出来上がりです。
- 食べる時は適当な大きさにカットして盛りつけます。
アレンジレシピ1「つけうどん」
- 丸ごと野菜おでんの野菜(れんこん150g、にんじん50g、ごぼう50g、ブロッコリー適量)を食べやすい大きさに切ります。
- 鶏手羽元肉1本は骨を外し、手でほぐします。
- おつまみ昆布1枚を細切りにします。
- 丸ごと野菜おでんの汁(1と1/3カップ)を温めて、お味噌(大さじ1/2)を溶きます。
- そこに具材を入れて煮立て水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。
- 茹でたうどんは別の器に盛りつけ、つけうどんでいただきます。
アレンジレシピ2「炊き込みごはん」
- 炊飯器にお米(1合)と、丸ごと野菜おでんの汁(1カップ強)を入れて炊きます。
- 丸ごと野菜おでんの野菜(れんこん150g、にんじん50g、ごぼう50g、油揚げ2切れ、昆布1枚)を食べやすい大きさに切ります。
- ご飯が炊きあがったら具材を入れて5分蒸らして混ぜ合わせます。
- 器に盛りつけ、ブロッコリーの茎の部分を刻んで散らせば出来上がりです。
感想
1kg以上のお野菜を豪快に丸ごとおでんにしてしまうというレシピでした。驚きでしたが、身体がポカポカして寒い冬にオススメの一品です。アレンジレシピで、翌日も楽しめますね。