11月11日放送のグレーテルのかまどでは、南仏プロヴァンス地方で愛され続けるお菓子「カリソン」を作りました。アーモンドとフルーツの魅力をつめこんだ、幸せを呼ぶという伝統のお菓子です。
カリソンはアーモンドとフルーツの砂糖漬けを練り上げた生地を型で抜き、真っ白なアイシングで飾った伝統のお菓子です。かつてプロヴァンスの王が、結婚式で花嫁を笑顔にさせようと作らせたという言い伝えがあります。
南仏プロヴァンスのカリソンの材料(約25個)
- オレンジピール 100g
- オレンジの花水(食用) 大さじ1 製菓材料店等で入手可
- アーモンドエッセンス 4~5滴
- はちみつ 30g
- アーモンドパウダー 125g
- 粉砂糖 90g
<グラスロワイヤル>
- 粉砂糖 100g
- 卵白 20g
<その他>
- ミルクせんべい 4~5枚
南仏プロヴァンスのカリソンの作り方
<準備>
- アーモンドパウダーを目の粗いふるいでふるっておく
- オーブンを180℃に温めておく
- 粉砂糖をふるっておく
- ミルクせんべいは抜型で切り抜いておく
<作り方>
- オレンジピールは1cm角くらいに切り、オレンジの花水、アーモンドエッセンス、はちみつと一緒にフードプロセッサーにかける。容器の内側に飛び散ったものは適宜へらなどで中に戻し、ムラなく細かくする。
- ボウルにアーモンドパウダーと粉砂糖を入れて混ぜ合わせ、そこにステップ1を加えてゴムべらで混ぜ、手でまとめていく。
- オーブン用の紙ではさみ、めん棒で1㎝の厚さにのばす。
- 一晩おいて少し乾燥させる。
- ボウルに粉砂糖を入れ、卵白を加え、ハンドミキサーで透明感がなくなるまで泡立てる。
- 一晩乾かしたペーストを抜型で抜く。抜型につけたまま、型抜きしておいたミルクせんべいを上から乗せて生地に貼りつける。
- 型を裏返し、生地を1mmほど押しこんですき間を作る。
- すき間にグラスロワイヤルをすりこむ。ミルクせんべいの側から押して抜型から取り出す。
- 180℃のオーブンで30秒くらい表面を乾かす。常温で放置し、グラスロワイヤルが中まで乾燥したら出来上がり。