12月16日のグレーテルのかまどではチェコのクリスマスに欠かせないヴァーノチュカにヘンゼルが挑戦しました!
チェコでは、クリスマスから新年の食卓を飾るのがヴァーノチュカです。かつて厳格な儀式にそって作られた生地は、大地や水などの自然から、愛情や知恵まで9本に分けられ、さまざまな意味を込めて編み上げられた一品です。
ヴァーノチュカの材料(1個分)
- 強力粉 200g
- ハチミツ 24g
- コンデンスミルク 10g
- 塩 4g
- スキムミルク 8g
- 卵 40g
- インスタントイースト 3g
- 生クリーム 20g 乳脂肪分 47%
- レモン(国産)の表皮 1/2コ分
- 水 64g
- バター 30g 無塩
- サルタナレーズン 50g
- オレンジリキュール(ダーク) 10g
- 溶き卵 適量 ※焼く際に表面に塗るもの
- アーモンドスライス 適量
- 粉砂糖 お好みで
ヴァーノチュカの作り方
<準備>
- オーブンを180℃に温めておきます。
- 計量した卵と生クリーム、バターは常温にしておきます。
- 発酵容器(ボウル)にバターを薄く塗っておきます。
<作り方>
- サルタナレーズンとオレンジリキュール(ダーク)をよく混ぜておきます。
- 強力粉、塩、脱脂粉乳、インスタントイースト、レモンの表皮をボウルに入れてよく混ぜます。
- 人肌に調節した水に、ハチミツ、コンデンスミルク、卵、生クリームを加えてよく混ぜます。
- 2に3を加えてよくこねます。ボウルの中でまとまったら台に出し、手を前後に動かししっかりとこねます。
- 生地の膜(グルテン膜)が薄く張るようになったら、バターを加えてよくこねます。
- 生地の膜が再び薄く張るようになったら、1を加えてこね、全体に混ざればこねあがりです。
- 生地を丸くまとめ、発酵容器(ボウル)に入れ、表面にラップをします。30℃で60分発酵させます。
- 生地を9等分(約50g)に切り分けます。平らにつぶしてガスをしっかり抜き、三つ折りにしながら短い棒状にします。表面が乾燥しないようにビニールを掛け、15分休ませます。
- とじ目を上にして、再びガスをしっかり抜くようにつぶし、上から半分に折り、転がしながら長くします。(棒の両端は少し細くしておく)30㎝を4本、25㎝を5本つくります。
- 30㎝に伸ばした生地4本で編みます。
- 25㎝に伸ばした生地3本で編みます。
- 25㎝に伸ばした生地2本で編みます(ツイストします)。
- 4本編みの上に3本編みをのせ、3本編みの表面に水を塗り、2本編みをのせます。天板にのせ、35℃で40分発酵させます。
- 発酵が終わったら、溶き卵をはけで塗り、表面にアーモンドスライスを散らします。180℃のオーブンで20~25分焼きます。
- 焼きあがったパンを冷まし、粉砂糖を振って仕上げます。