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堀江ひろ子の豚の角煮/きょうの料理

1月20日(月)の「きょうの料理」は、「父さんのきょうからキッチン」のコーナー。本日は料理研究家の「堀江ひろ子」さんが「豚の角煮」と「白菜の即席漬け」のレシピを紹介します。

「豚の角煮」は、一晩置いてじっくりと味を染み込ませて、口の中でホロっととける柔らかさに仕上げます。煮汁に片栗粉を加えてとろみをつけます。

豚の角煮の材料(作りやすい分量)

  • 豚バラ肉(400〜450g)・・塊
  • 卵(2個)
  • ネギ(1本分)・・青い部分
  • 薄切り生姜(1かけ分)
  • 練りからし(適量)
  • 酢(大さじ1)
  • 酒(大さじ2)

合わせ調味料

  • 醤油(大さじ2)
  • はちみつ(大さじ2)

水溶き片栗粉

  • 水(小さじ2)
  • 片栗粉(小さじ1)

豚の角煮の作り方

  1. 豚肉(400〜450g)は4等分に切ります。ポリ袋に豚肉と合わせ調味料を入れて1時間漬け込みます(常温で)。アルミ箔を一度丸めてから広げ、直径16cmの鍋に合わせて円形にして、穴を開けて落し蓋を作ります。
  2. 卵(2個)の丸い方の底にスプーンの背で叩いてひびを入れます。鍋に卵と酢(大さじ1)を入れ、卵がかぶるまで熱湯を注ぎます。中火で7分間ほど茹で、すぐにたっぷりの冷水に取ります。
  3. スプーンの背で卵の殻を細かく叩いて全体にひびを入れ水の中で殻をむきます。
  4. 鍋に1の豚肉をつけ汁ごと入れます。ネギ(1本分)、薄切り生姜(1かけ分)、酒(大さじ2)、水(カップ2)を加えて、1の落し蓋をのせて中火にかけます。沸騰したらさらに蓋をして弱火にします。煮汁が少なくなったらやっとかぶるくらいまで水を足しながら、1時間30分〜2時間煮て火を止めます。
  5. 煮汁が一肌程度まで冷めたら、3の卵を鍋の隙間に加えます。ピッチリとラップをかけてさらに蓋をします。冷蔵庫などの寒い所に表面の脂が白く固まるまで一晩(5時間以上)おきます。
  6. 白く固まった脂ごとラップをそっとはがします。ネギ、生姜は取り除き、卵は取り出します。鍋を中火にかけ、角煮が温まったら器に盛り付けます。
  7. 水溶き片栗粉を混ぜ合わせます。フライパンに6の煮汁カップ3/4を入れて中火にかけます。煮立ったら水溶き片栗粉を少しずつ加えて、混ぜながら十分とろみがつくまで煮て、角煮の上から回しかけます。卵を半分に切って盛り付けて、お好みで練りがらしを添えて完成です。

感想

角煮は八角の香りが苦手ですが、このレシピは自宅にある材料で作れるのでとっても気軽に作れますね。お酒のつまみにも、おかずにもどちらでも美味しくいただけます。


ゆい :