3月10日(火)の「NHKあさイチ」は、和・洋・中、気鋭の若手シェフが、持てる技をいかんなく発揮して、自慢のごちそうをゲストに披露する「ハレトケキッチン」。今回は、暖冬により豊作が期待される春の食材「たけのこ」を使ったレシピを女優の「のんさん」に振舞います。
そして今日紹介された、たけのこレシピ全6品をまとめました。
目次
秋元さくらのたけのこのリゾットのレシピ
たけのこのリゾットの材料(2人分)
- ゆでたけのこ150グラム
- 米110グラム
ソテー
- サラダ油小さじ2
- 塩小さじ2分の1
フォン
- 水650ミリリットル
- 塩小さじ1
リゾット
- バター(無塩)20グラム(※10グラムずつ2回に分けて使う)
- たまねぎ(みじん切り)8分の1コ分
- 白ワイン40ミリリットル
- パルメザンチーズ(すりおろす)10グラム
仕上げ
- ルッコラ適量
- パルメザンチーズ(すりおろす)適量
- 黒こしょう適量
たけのこのリゾットの作り方
下ごしらえ
- ゆでたけのこは穂先や根元のかたい部分を切り落として、長さを2つに切る。
- 穂先は縦半分に切り、厚さ4ミリの薄切りにする。
- 根元に近い部分は1センチの角切りにする。
ソテー
- フライパンを熱し、サラダ油を入れる。
- たけのこの穂先を入れ、両面に焼き目がつくまでソテーする。
- 塩(小さじ2分の1)をふり、取り出す。
フォン
- 鍋にたけのこの角切り・水・塩(小さじ1)を入れ、強火にかける。
- 沸騰したらそのまま2分半ほど煮る。
- ざるでこし、フォンは鍋に戻す。
リゾット
- 別の鍋にバター(10グラム)・たまねぎを入れて、しんなりするまで中火で炒める。
- ここに米を加えて、温まるまで軽く炒める。
- 白ワインを入れてアルコールを飛ばし、角切りのたけのこを加える。
- フォンを沸騰させ、半量(300ミリリットルほど)を(2)に加え、米の表面が見えてくるまで中火から弱火で3分から3分半ほど煮る。
- 残りのフォンの半量(150ミリリットルほど)を加え、同様に煮る。
- さらに残りのフォンの半量(75ミリリットルほど)を加え、同様に煮る。
- 最後にすべてのフォンを加え、米に少し芯が残るくらいまで煮る。※トータル12分から13分ほど煮る。※かき混ぜすぎると米に粘りが出るので注意。
- (3)にバター(10グラム)を加え、火を止め、余熱で溶かす。
- パルメザンチーズ(10グラム)を加えて混ぜる。
- 器に、リゾット・ルッコラ・ソテーしたたけのこの穂先を盛り、パルメザンチーズ、黒こしょうを散らす。
秋元さくらの春キャベツのピクルスのレシピ
春キャベツのピクルスの材料(作りやすい分量)
- キャベツ250グラム
- 塩小さじ1
A
- 白ワインビネガー大さじ4
- 砂糖大さじ1と2分の1
- パセリ(みじん切り)大さじ1
- オリーブ油大さじ1
- 黒こしょう少々
春キャベツのピクルスの作り方
- キャベツは芯を取り除き、一口大の大きさにちぎります。
- 塩を加えてもみ、そのまま10分ほど置きます。
- ボウルにAを入れて砂糖が溶けるまで混ぜ、1のキャベツを加えて全体を混ぜ合わせます。
- 2にパセリ・オリーブ油を加えてあえ、黒こしょうを振ります。
- 冷蔵庫で30分ほど冷やすと、さらに味がなじんでおいしくなります。
山野辺シェフのタケノコとうるいの干炒(ガンチャオ)のレシピ
タケノコとうるいの干炒(ガンチャオ)の材料(2人分)
- ゆでたけのこ(200g)
- しょうゆ(小さじ2)
- 揚げ油(適量) ※番組では米油を使用
- うるい(2本)
- 干しえびみじん切り(5g)
- ザーサイみじん切り(30g)
- ねぎみじん切り(30g)
A
- 塩(ひとつまみ)
- 紹興酒(小さじ1)
タケノコとうるいの干炒(ガンチャオ)の作り方
- ゆでたけのこは、穂先や根元のかたい部分を切り落とし、くし型に切ります。
- うるいは、軸の部分を縦半分に切り、長さ2センチほどの斜め切りにします。
- 沸騰した湯に、たけのこを入れ、ひと煮立ちしたら火を止めます。
- 揚げ油を170~180度に熱します。
- 2のたけのこの水けを切り、しょうゆをまぶします。
- たけのこを揚げ油に入れ、きつね色になるまで揚げます。
- 中華鍋を熱し、みじん切りにした干しえび・ザーサイ・ねぎを入れて強火で炒めます。
- 干しえびの香りが立ったら、うるいを加え、炒めあわせます。
- 3のたけのこを入れ、Aを加えてサッと炒めれば出来上がりです。
篠原シェフの若竹煮のレシピ
篠原シェフの若竹煮の材料(2人分)
- ゆでたけのこ180グラム
- 新わかめ50グラム
- 昆布(10センチ×5センチ)1枚
- 削り節15グラム
- 薄口しょうゆ小さじ2分の1
- 木の芽適量
A
- だし800ミリリットル
- 酒大さじ1
- 薄口しょうゆ小さじ1と2分の1
- 塩小さじ4分の3
篠原シェフの若竹煮の作り方
篠原流だしの取り方
- 水(2リットル)に昆布(40グラム)を入れ、冷蔵庫で一晩おきます。
- 昆布を取り出し、お鍋に入れます。
- 強火にかけ、沸騰したらあくをひきます。
- 火を止め、90度に冷ましてから、削り節(50グラム)を入れます。
- 削り節が沈んだら、こして出来上がりです。
若竹煮の作り方
- ゆでたけのこは穂先のかたい部分を切り落とします。
- 余分な皮を包丁の背でこそげとり、根元のかたい部分を切り落とします。
- 穂先はくし形に、根元に近いところは食べやすい大きさに切ります。
- わかめは筋を除き、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にたけのこ、A、昆布を入れ、強火にかけます。
- 沸騰したらあくを取り、弱火に落とします。
- 削り節はペーパータオルでふんわりと包みます。
- 3のお鍋に入れ、弱火で5分ほど煮ます。
- 火を止め、そのまま2時間ほど置きます。
- 4から昆布、削り節を取り出し、再び火にかけて沸騰させます。
- 薄口しょうゆ(小さじ1/2)とわかめを加え、ひと煮立ちさせます。
- 器に盛り、木の芽を添えて出来上がりです。
篠原シェフの山菜ごはんのレシピ
山菜ごはんの材料(作りやすい分量)
- 米2合
- たらの芽6コ
- こごみ6本
- うるい2本
- 油揚げ1枚
A
- だし310ミリリットル
- 薄口しょうゆ大さじ1
- みりん・酒各小さじ2分の1
- 塩小さじ4分の1
B
- だし300ミリリットル
- 薄口しょうゆ小さじ2
- 酒小さじ1
- 塩小さじ4分の1
山菜ごはんの作り方
- 米は洗ってざるに上げ、30分ほどおく。
- 油揚げは縦3等分に切り、幅3ミリほどの細切りにする。
- 炊飯器に米・油揚げ・Aを加えて混ぜ、炊く。
- たらの芽は根元のかたい部分を包丁でむき、縦半分に切る。
- こごみは根元のかたい部分を切り落とし、食べやすい大きさに切って、余分な葉を取り除く。
- うるいは軸の太い部分を縦4等分に切り、長さ4センチほどに切る。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(分量外:2つまみ)を入れ、たらの芽を加える。
- 10秒ほど後にこごみ、さらに10秒ほど後にうるいを加える。
- 1分ほどゆでたら、氷水にとり、ざるに上げる。
- 鍋にBを入れて火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止める。
- 粗熱をとり5を入れ、そのまま30分ほどおく。
- 6の山菜をざるに上げて汁けを切り、炊きあがったごはんに入れて混ぜる。