4月27日(月)の「きょうの料理」は、菓子・料理研究家の「ムラヨシマサユキ」さんが「食旅」で「香川県」を旅します。小麦粉文化が気になる香川県で中力粉と瀬戸内のレモンを使ったお菓子のレシピを紹介します。
「ポルボロン」は焼いた中力粉ならではのサクッと食感。和三盆の上品な甘みが優しく深みのある味わいになります。オーブン用の紙で包んでプレゼントにしても!
ポルボロンの材料(直径5cm×7〜8個分)
- 中力粉(100g)・・薄力粉の場合120g
- 無塩バター(70g)
- 和三盆(30g)・・なければ同量の粉糖でもOK
- アーモンドパウダー(20g)
- 塩(ひとつまみ)
下準備
- バターは室温に戻す
- 和三盆はふるっておく
- オーブンは170度に温めておく
ポルボロンの作り方
- 天板にオーブン用の紙を敷き中力粉(100g)を広げ、170度に温めたオーブンで30分間焼いて冷まします。
- ボウルに無塩バター(70g)、和三盆(30g)、アーモンドパウダー(20g)、塩(ひとつまみ)を入れ、ゴムベラですり混ぜます。1をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜます。
- まな板にオーブン用の紙を敷き、2の生地を平らにならし、麺棒で1cm厚さに伸ばします。ラップでぴっちりと包み冷蔵庫で1時間休ませます。
- 生地を冷蔵庫から出して、室温に4〜5分間おきます。直径5cm型で、生地が割れないように注意しながら抜きます。包丁で5cm四方に切ってもいいです。オーブン用の紙を敷いた天板に4cmほどの間隔をあけて並べます。170度に温めたオーブンで16〜18分間焼きます。天板ごと取り出して冷まし、分量外の和三盆適量を振り完成です。
感想
和三盆にイチゴパウダーや抹茶、ココアパウダーなど混ぜてふってもとっても可愛く仕上がりますね。ポルボロンはスペインの伝統菓子で粉糖をまぶしたクッキーが定番ですが、このレシピもとっても美味しそうですね。