7月6日(火)の「NHKグレーテルのかまど」は、明日の「七夕」にぴったりの平安時代から宮中で七夕の日に供えられたお菓子、「七夕のさくべい」をヘンゼルが挑戦します!
くるくるとねじれた生地を、きつね色に揚げたさくべい。中国から伝わった「さくべい」といわれる小麦粉を練って縄の形にしたお菓子が原型と言われています。 古代中国に「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説があり、奈良時代に索餅が日本に伝えられると宮中行事に取り入れられ、やがて一般にも広がっていきました。素朴な揚げ菓子に貴族たちが込めた願いとは。
目次
さくべいの材料(直径15㎝ 8本分)
- 中力粉 100g
- 米粉 40g
- グラニュー糖 10g
- 塩 6g
- 水 70~75ml
- サラダ油 揚げ物用
<赤いフルーツジャム>
- 冷凍ラズベリー 50g
- 冷凍いちご 50g
- グラニュー糖 50g
- レモン 5ml
<あんこ>
- あんこ 適量
<ホイップクリーム>
- 生クリーム 50g 乳脂肪分40%のもの
- 粉砂糖 4g
<さつまいもクリーム>
- さつまいも 60g
- グラニュー糖 適量 さつまいもの甘味をみて調整
- 生クリーム 40g 乳脂肪分40%のもの
<抹茶クリーム>
- 抹茶味のクーベルチュールチョコレート 100g
- 生クリーム 60g 乳脂肪分40%のもの
さくべいの作り方
<準備>
- 中力粉と米粉を合わせてふるっておきます。
<作り方>
- ボウルにふるった粉類、グラニュー糖、塩を入れて、混ぜ合わせます。
- 水を加え、粉気がなくなるまで練る。固ければ、水をさらに加え、耳たぶくらいの固さになるようにします。
- 乾燥しないように表面をラップで包み、約30分休ませます。
- 生地を8等分(約25g)にし、5cmほどの棒状にし、ラップをして5分ほど休ませます。
- 4の生地を一度押し広げてから2回折りたたみ、手で転がしてのばし、約25㎝の棒状にします。
- 生地の端をおさえ、上下ぎゃくに転がし、生地にねじりを加えます。
- 生地の両端を持って台から持ち上げ、合わせると、生地がねじれて形ができます。生地の端をひねってとめます。
- 油を160℃に熱し、生地同士がくっつかないように入れます。最初は沈みますが、徐々に浮かんできます。そのままきつね色になるまで上下返しながら揚げます。※中まで火を通すため、低めの温度でじっくり揚げます。
- 鍋に冷凍ラズベリー、冷凍いちご、グラニュー糖をいれ、弱火にかけます。
- フルーツから水分が出てきたら、中火にします。全体が沸騰し、とろみがついてきたら、火を止めてレモン汁を加えます。
- 別容器に移し、粗熱をとります。熱が取れたら、冷蔵庫で保存します。
- ボウルに生クリームと粉砂糖をいれ、氷水をあてて泡立てます。
- さつまいもに火を通します。
- 皮を取り除き、既定の量になるように裏ごしします。
- グラニュー糖と生クリームを加え、ゴムべらでまぜます。
- 鍋に生クリームを入れ、沸騰させます。
- 抹茶味のクーベルチュールチョコレートを入れたボウルに16を注ぎ入れ、ゴムべらで混ぜます。
- 粗熱が取れたら完成です。常温で保存します。