7月20日(月)の「グレーテルのかまど」は、19世紀末、パリに花咲いた女優、「サラ・ベルナール」の人生をひもときます。
悲劇も喜劇も、男役も自在に演じ、旋風を巻き起こしました。その活躍は海を越えて五大陸に広がり、彼女にインスピレーションを得て数々のアートが生まれます。伝説的な女優サラ・ベルナールに、天才シェフ・エスコフィエがささげたデザート。いちごやパイナップルの華やかな色彩に、洋酒の芳醇な香りをまとわせます。パリのベルエポック(よき時代)を象徴するようなスイーツです。刺激満点の大人のスィーツです。
目次
フレーズ・サラ・ベルーナの材料(4人分)
パイナップルシャーベット
- パイナップル缶詰(340g)
- レモン汁(30g)
- グラニュー糖(45g)
いちごのマリネ
- いちご(12個)
- キュラソー(大さじ1)
- ブランデー(大さじ1)
キュラソークリーム
- 生クリーム(100g)
- 粉砂糖(10g)
- キュラーソー(大さじ2杯)
- 青色粉(適量)・・ブルーキュラソーを使用する場合は不要
シュクル・フィレ(糸飴)
- グラニュー糖(250g)
- 水飴(50g)
- 水(100g)
下準備
- 盛り付け用の器は、冷蔵庫に入れ冷やしておく。
- パイナップルの缶詰はざるにあけ、水気を切っておく。
フレーズ・サラ・ベルーナの作り方
- パイナップルシャーベットを作ります。パイナップル、レモン汁、グラニュー糖をフードプロセッサーにかけ、ピュレ状にする。
- バットに流し、冷凍庫で2時間ほど冷やし固める。流す際、1cmほどの薄さにすると早く固まる
- 固まったら、カードなどで適当な大きさに割ってフードプロセッサーにかけ、滑らかなシャーベット状にする。
- いちごのマリネを作ります。いちごのヘタを取り、たて半分に切ってボウルに入れる。
- キュラソー、ブランデーを加え、混ぜる
- ラップをして冷蔵庫で1時間以上置き、味をなじませる
- キュラソークリームを作ります。ボウルに生クリーム、粉砂糖、キュラソーを入れ、ボウルごと氷にあてながら泡立てる。
- 軽く角がたつくらいまで泡立てたら、色粉を1、2滴入れ混ぜ合わせる
- 星口金を付けた絞り袋に入れる。
- 糸飴を作ります。鍋に水、グラニュー糖、水あめを入れて火にかける。計量の際、器のグラニュー糖の上に水あめをのせるようにすると器につかず便利。
- ほんのり茶色がかるまで煮詰めたら、いったん水の入ったボウルに鍋ごとつけて温度の上昇を止める。
- すぐに水から出して常温に置き、フォークですくうとあめの糸ができ、たらしても切れない状態まで冷やす
- あめを受ける台を作る。2本のペットボトルに水を入れ、キャップにテープなどで割り箸をつける。オーブン用の紙を敷き、少し間隔を空けてペットボトルを置く。ペットボトルは2リットルが作業しやすいです。
- フォークで割り箸と割り箸の間に橋を架けるように、あめの糸を垂らしながら手首のスナップをきかせて左右に振る
- 余分のあめをハサミで切り落とし、手であめをすくい上げて丸くまとめる。サイズは盛り付ける器に合わせて加減する。
- 組み立てます。パイナップルのシャーベットを、冷やしておいた器に深さの2/3くらいまで入れ、スプーンで平らにならす。
- いちごのマリネを器のふちに沿って、重ねるように並べる
- キュラソークリームを、いちごの上にソフトクリーム状に絞る
- シュクル・フィレをのせる。
- 出来上がり後すぐに、シャーベットが溶けないうちにお召し上がりください。あまったシャーベットは冷凍庫で1週間保存出来ます。いちごのマリネ、キュラソークリームは冷蔵庫で保存し、シュクル・フィレは乾燥材を入れた密閉容器に入れ、それぞれ翌日までにお召し上がりください。
感想
サラの写真はアンティークの写真立てなどによく飾ってありますね。とっても綺麗な方ですよね。でも名前知らなかったので今回サラの人生を垣間見れてよかったです。