8月10日(月)の「グレーテルのかまど」は、『ピーターラビット』や『プーさん』シリーズの翻訳でも知られる児童文学者「石井桃子」さんの好物、「みつ豆」のレシピにヘンゼルが挑戦します。
「ノンちゃん雲に乗る」から着想を得て、雲をイメージした寒天を作ります。梅酒を使って夏向けのさわやかな風味にしています。甘くしっとりした赤えんどうと合わせてとっても美味しく仕上げます。
みつ豆の材料(6人分)
- えんどう豆(100g)・・乾燥したもの
- 水(500ml)・・つけ汁用
- 重曹(1g)
- 塩(2g)
- さし水(150ml)・・本茹で用
- シロップ(適量)
梅酒かん(12×15×4.5の流し缶2枚)
- 粉寒天(3g)
- 水(350ml)
- グラニュー糖(50g)
- 水飴(50g)
- 梅酒(25m)
泡雪かん
- 粉寒天(3g)
- 水(200ml)
- グラニュー糖(130g)
- 卵白(20g)
- グラニュー糖(20g)
黒蜜
- 黒砂糖(100g)・・ザルでこしておく
- ザラメ(25g)
- 水(75ml)
具材(お好み量)
- みかんの缶詰
- 白桃
- さくらんぼ
下準備
- 赤えんどう豆を水洗いし、重曹と塩を加えた水500ml(つけ汁)に一晩つける。十分吸水させておかないと、ゆでむらが出ます。
- 適量の砂糖と水を1:2で合わせ、砂糖を煮溶かしてシロップを作り、冷ましておきます。
(赤えんどう豆100gに対して、グラニュー糖80g、水160mlが目安)
みつ豆の作り方
- 赤えんどうシロップ漬けを作ります。一晩つけた赤えんどう豆をつけ汁ごと鍋に移し、火にかけ沸騰させる。
- 沸騰したら、150mlの差し水をする。
- 再度沸騰したら、アクが出ているので、ざるにあけゆで汁を捨てる(これを「渋きり」という)。豆全体に水をかけ、アクを洗い流す。
- 豆を鍋に戻し、水500mlを加える。 沸騰するまでは強火、沸騰したら弱火にする。(本ゆで)
- 蓋をして、豆がゆるやかに踊る程度の火加減で20分ゆでる。
- 火を止めて30分蒸らす。
- 水を注いで冷ます。冷めたら水を捨て、ざるに受けて水けをきる。
- シロップに漬けて、冷蔵庫で一晩おいておく。
- 梅酒かんを作ります。鍋に水、粉寒天の順に入れ、混ぜながら沸騰させる。
- 寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加え、再度沸騰させる。火を止めて水あめを加え、もう一度沸騰させる
- 火からはずし、粗熱がとれたら梅酒を加え、二つに分けて湯せんにかけておく。
- 泡雪かんを作ります。卵白を軽く泡立て、20gのグラニュー糖を1/2量加え、泡立てる。さらに残りのグラニュー糖を加え、角がぴんと立つくらいまで泡立てる。
- 鍋に水、粉寒天の順に入れ、混ぜながら沸騰させる。
- 寒天が完全に溶けたらグラニュー糖130gを加え、再度沸騰させる。
- 14の少量をステップ12になじませる。残りを少しづつ加え、もったりするまで泡立てる。(二つに分けて湯せんにかけておく)
- 雲の寒天を作ります。流し缶1枚ずつ作業する。流し缶に、11の梅酒かんを、一面に広がる程度の量流し入れる。(スプーンで8杯分程度)
- 続けて、ティースプーンを使って、15(淡雪かん)の1/3量をランダムに、ポタポタと垂らして入れる。雲をイメージして、丸くたらしたり、つなげたりしてみましょう
- 少し固まりかけたら、11の残りを流し入れ、続けてステップ15の残りを流し入れる。
- 冷蔵庫で固める。16〜17は、すぐに続けて行うこと。その後、揺れる程度まで固まったら、すぐ18の作業を行わないと、接着面が弱まり固まらなくなる。16〜18を、流し缶2枚分仕上げる。
- 黒蜜を作ります。鍋に黒砂糖、ざらめ糖、水を入れ、沸騰させる。
- 茶こしでこし、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
- 寒天が冷えて固まったら、ぬらした竹串を流し缶の脇に入れて取り出し、包丁で2cm角のさいの目に切る(大きさはお好みで)。
- 器に、さいの目に切った22を入れ、赤えんどう豆をちらして、好みの具材(みかん、白桃、さくらんぼなど)を盛る。黒みつを添えてめしあがれ。
- すべての材料を冷蔵庫に入れておき、冷たくして召し上がってください。赤えんどう豆、寒天は冷蔵して2~3日で食べきってください。
感想
とっても美味しそうですね。戦争は本当に生きることが必死だったと思います。病が流行って子供を心配する気持ちは今と同じですね。今は食べれないみつ豆を大人になってたっぷり食べたとのことなので、いつかコロナもワクチンができて以前と同じ生活ができるといいですね!