8月31日(月)の「グレーテルのかまど」は、さくっと甘い表面の生地と、中の白くふんわりしたパンの取り合わせがうれしいメロンパン。二つの生地を組み合わせる、日本の職人の知恵と技のたまものです。しかし西日本では、ラグビーボール形で、中に白あんをつめたものも。これこそがメロンパン!という地元の誇りがこめられたこのパンで、地域を盛り上げようという動きも。
東西それぞれのメロンパン。ヘンゼルは、生地を重ねてくるりと丸める、職人の技に挑戦!
メロンパンの材料(40g×12個)
パン生地
- 強力粉(200g)
- 薄力粉(50g)
- 上白糖(62g)
- 塩(3g)
- スキムミルク(4g)
- コンデンスミルク(12g)
- バター(12g)
- ショートニング(12g)・・なければバターでも
- 卵(45g)
- 生イースト(10g)
- 水(105g)
メロン生地
- バター(50g)
- 砂糖(90g)
- 卵(50g)
- 薄力粉(166g)
- ベーキング(4g)
- レモンの皮(1g)・・国産
表面
- グラニュー糖(100g)・・粗め
下準備
- 小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく
- バターは常温に出しておく
- オーブンを160℃に温めておく
メロンパンの作り方
- メロン生地を作ります。常温に出した柔らかいバターにグラニュー糖を加え、泡だて器で混ぜる。
- レモンの表皮をすりおろして混ぜる。
- 卵を数回に分けて入れ、よく混ぜる。
- ベーキングパウダーと合わせた薄力粉を入れ、カードで粉けがなくなるまで混ぜる。ビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩冷やす。
- パンの生地を作ります。ボウルに小麦粉、上白糖、塩、スキムミルクを入れ、泡だて器でよく混ぜる。
- 水、生イースト、コンデンスミルク、卵を加え、手で混ぜ合わせる。粉けがなくなったら、作業台に出す。
- 両手を大きく前後に動かして、手のひらで生地を作業台におしつけるようにこねる。
- 生地をひとつにまとめ、持ち上げて台にたたきつけ、手前に軽く引っ張ってから向こう側に返す。
- 生地の向きを90度変える。
- 8〜9の作業を繰り返し、台にたたきつけながら生地の表面がなめらかになるまでこねる。
- パン生地を一部取り、指先で伸ばし、膜が出来るのが確認出来たら(グルテン膜)、パン生地を台に広げる。
- 生地にバターとショートニングを加え、一緒にちぎるようにしながら、なじませる。
- 両手を大きく前後に動かし、手のひらで生地を作業台におしつけるようにしてこねる。生地がまとまってきたら、8〜9と同様に、台にたたきつけるようにこねる。
- 生地を一部取って、指先で伸ばし、薄い膜が確認出来ればこね上がり。11と同様。
- 生地を丸くまとめてボウルに入れる。室温で1時間程度発酵させる。
- メロン生地を30gに切り分け、手のひらで丸めて、バット等に並べ、常温に置いておく。
- パン生地を12等分(約40g)にする。
- 天板1枚分(4コ)を軽く丸めて15分程度、常温で休ませる。
- 残りの8コは発酵が進まないようにする為、丸めず切り分けたままバットに並べ、表面が乾かないようにして、冷蔵庫に入れておく。
- 18の休ませたパン生地を軽く丸める。パン生地とメロン生地それぞれを軽く押して平らにし、パン生地の上にメロン生地をのせる。
- 片方の手のひらに重ねた生地をのせ、もう片方の手の指をCの字のように軽く握る。手のひらの上で生地を転がすように動かしてメロン生地を伸ばす。
手粉はごく少量にして、パン生地の下の面と手のひらがすべらないようにする。メロン生地がパン生地の上の面を覆えばよい - 表面に粗いグラニュー糖をまぶし、カードでメロン生地に模様をつける。
最初に3本平行に筋をつけ、次にダイヤ型になるように浅い角度で3本筋を入れる。 - スチーム無しの30℃のオーブンで1時間ほど発酵させる。(部屋が寒くなければ常温でも発酵が可能)
- 焼き上げます。160~170℃のオーブンで12分ほど焼く。茶色に焦げないように注意する。
- 天板から外し、常温で冷ます。
- 冷蔵庫に入れていたパン生地4コ分の作業を再開する。18、20〜25の作業を行う。
- 保存は常温で、翌日中に食べるのがお勧めです。
感想
メロンパンの生地とっても美味しいですね。ぜひ家でも作ってみます。