12月15日(火)放送のNHK「あさイチ」は和洋中3人のシェフによるハレトケキッチン!前菜は、日本料理の荻野聡士シェフ の「魚介のリンゴ酢ジュレ仕立て」。メインは、中国料理・山野辺仁シェフが、豪快な「丸鶏の塩釜焼き」。デザートは、フレンチの秋元さくらシェフが「グラスミルフィーユ」を作ってくれましたよ。
それではハレトケキッチンおうちクリスマスレシピ全6品まとめです。
目次
- 1 荻野シェフのいちごと湯葉のぜんざいの材料(4人分)
- 2 荻野シェフのいちごと湯葉のぜんざいの作り方
- 3 秋元さくらのいちごのグラスミルフィーユの材料(2人分)
- 4 秋元さくらのいちごのグラスミルフィーユの作り方
- 5 秋元さくらのチキンのバルサミコ酢の材料(2人分)
- 6 秋元さくらのチキンのバルサミコ酢の作り方
- 7 山野辺シェフの丸鶏の中国風 塩釜焼きの材料(つくりやすい分量)
- 8 山野辺シェフの丸鶏の中国風 塩釜焼きの作り方
- 9 山野辺シェフの鯛のサラダ青ねぎソースの材料(4人分)
- 10 山野辺シェフの鯛のサラダ青ねぎソースの作り方
- 11 荻野シェフの魚介のリンゴ酢ジュレ仕立ての材料(4人分)
- 12 荻野シェフの魚介のリンゴ酢ジュレ仕立ての作り方
荻野シェフのいちごと湯葉のぜんざいの材料(4人分)
- いちご4コ
- 生湯葉90グラム
- 豆乳大さじ1※生湯葉とともに入っていた豆乳でもOK
- 砂糖大さじ1と3分の2
- ゆで小豆(市販/加糖)400グラム
- 水80ミリリットル
- ぶぶあられ適量※お茶漬けなどに使われるごく小粒のあられ。なければ、あられせんべいを砕いても
荻野シェフのいちごと湯葉のぜんざいの作り方
- いちごは、ヘタを取り、7ミリ程度の食べやすい大きさに切る。
- 生湯葉は、ひと口大に切る。
- 鍋に生湯葉・豆乳・砂糖を入れ、中火にかける。
- ふつふつと煮立ったら、サッとかき混ぜ、火を止める。
- 別の鍋にゆで小豆・水入れ、中火で温める。
- 器にぜんざい・生湯葉・いちご・ぶぶあられの順に盛り付ける。
- これを4つつくる。
秋元さくらのいちごのグラスミルフィーユの材料(2人分)
- 冷凍パイシート(18×18センチ)1枚
カスタードクリーム
- 卵黄3コ分
- グラニュー糖70グラム
- 薄力粉25グラム
- バニラビーンズ4分の1本
- 牛乳250ミリリットル
ディプロマットクリーム
- 生クリーム(脂肪分30パーセント以上)150ミリリットル
- ラム酒小さじ2分の1
いちごクリーム
- いちご6コ
- 生クリーム(脂肪分30パーセント以上)100ミリリットル
- グラニュー糖20グラム
飾り
- いちご(7ミリの角切り)8コ分
- いちご14コ
- 粉砂糖・ミントの葉適量
秋元さくらのいちごのグラスミルフィーユの作り方
パイ
- 天板にオーブン用の紙を敷き、冷凍パイシートをのせる。
- 180度に予熱したオーブンで、15分間焼く。
- 500グラムほどの重しをのせて上から押し、さらに180度のオーブンで30分間焼く。
- 粗熱をとり、手で細かく砕く。
カスタードクリーム
- ボウルに卵黄・グラニュー糖(70グラム)を入れ、泡だて器で白っぽくなるまでよくすり混ぜる。※ここでよく混ぜないとダマが残る。
- 薄力粉は、ふるう。
- 1のボウルに薄力粉を加え、さっくりと混ぜる。
- バニラビーンズは、縦半分に切り目を入れてさやを開き、包丁の背で中の種をしごき出す。
- 鍋に牛乳・バニラビーンズの種とさやを入れ、強火にかけ、沸騰直前まで混ぜる。
- そこに牛乳をこしながら入れ、混ぜる。
- これをお鍋に戻し入れ、中火にかけ、泡だて器で絶えず混ぜながらつやが出るまで5分ほど煮る。※もったりとしたタネが、しばらく混ぜるとスッと軽くなる。泡だて器を持ち上げてなめらかに流れ落ちる程度の濃度がつけばよい。
- 氷水にあてたバットに流し入れ、落としラップをして、30分ほど冷やす。
ディプロマットクリーム
- ボウルにカスタードクリームを入れ、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜ、半量をとりわける。※残りの半量は、カスタードクリームとして仕上げに使う。
- 別のボウルに生クリーム(150ミリリットル)を入れ、八分立て(やわらかい角の立つ状態)にする。
- 1のボウルに、生クリームを3回に分けて加え、混ぜる。
- ラム酒を加え、全体を混ぜる。
いちごクリーム
いちご(6コ)は、ヘタを取り、ボウルに入れ、フォークでつぶす。
ボウルに生クリーム(100ミリリットル)とグラニュー糖(20グラム)を加え、泡立て器で八分立て(やわらかい角の立つ状態)にする。
盛り付け
- いちご(12コ)は、ヘタを取り、縦半分に切る。
- いちご(2コ)は、ヘタを取り、切らずにおく。
- カスタードクリーム・ディプロマットクリーム・いちごクリームは、それぞれポリ袋に入れ、口の部分を切り取る。
- 器に下から、(1)角切りのいちご(2)崩したパイ(3)カスタードクリーム(4)崩したパイ(5)角切りのいちご(6)いちごクリーム(7)崩したパイ(8)ディプロマットクリーム(9)崩したパイの順に重ねる。
- 半分に切ったいちごは、器のふちにそって並べる。
- 中心にいちごクリームを絞り、その上に丸ごとのいちごをのせる。
- 粉糖を散らし、ミントの葉を飾る。
- これを2つつくる。
秋元さくらのチキンのバルサミコ酢の材料(2人分)
- じゃがいも(男爵/大)1コ
- にんじん3分の1本
- たまねぎ2分の1コ
- まいたけ1パック
- にんにく(つぶす)2かけ
- 塩小さじ3分の1
- オリーブ油大さじ2
- 鶏もも肉2枚
- 塩小さじ3分の1
- 黒こしょう少々
- オリーブ油大さじ2
- 水500ミリリットル
- ローズマリー(生)2本
- バルサミコ酢100ミリリットル
- はちみつ大さじ2分の1
- バター25グラム
- イタリアンパセリ適量
- 黒こしょう適量
秋元さくらのチキンのバルサミコ酢の作り方
- じゃがいもは、皮をむき、幅2センチのいちょう切りにする。
- にんじんは、皮をむき、幅7ミリから8ミリの輪切りにする。
- たまねぎは、皮をむき、繊維に沿って幅7ミリから8ミリの薄切りにする。
- まいたけは、小房に分ける。
- にんにくは、包丁の腹でつぶす。
- 鶏もも肉は、1枚を6等分に切り、塩・黒こしょうをふる。
- フライパンにオリーブ油(大さじ2)を入れて中火にかける。鶏もも肉は、皮を下にして入れ、肉の側面の半分が白っぽくなるまで3分ほど焼き、取り出す。
- 同じフライパンに、オリーブ油(大さじ2)を足し、じゃがいも・にんじん・たまねぎ・まいたけ・にんにく・塩(小さじ3分の1)を入れ、薄いきつね色がつくまで炒める。
- 水を入れ、沸騰してから、野菜に竹串がすっと通るまで、強火で10分ほど煮る。
- さらに鶏もも肉とローズマリー・バルサミコ酢を入れ、落としぶたをして、中火で5分ほど煮る。
- 火を止め、はちみつとバターを入れ、全体をひとまぜする。
- 器に盛り、黒こしょう・イタリアンパセリを散らして出来上がりです。
山野辺シェフの丸鶏の中国風 塩釜焼きの材料(つくりやすい分量)
- 丸鶏1羽(約1キロ)
中国風おこわ
- もち米100グラム
- 干しえび・干し貝柱各5グラム
- 水80ミリリットル
- 豚バラ肉(塊/1センチ5ミリ角に切る)80グラム
- 鶏肉(丸鶏から取り出したもの)200グラム
- ザーサイ(塊/1センチ5ミリ角に切る)※なければ味付きの瓶詰めでもよい80グラム
- 干ししいたけ(戻して8等分に切る)2枚
- ごま油(白)大さじ1
- しょうゆ大さじ1
- 酒大さじ2
- しょうが(みじん切り)小さじ2分の1
- 塩小さじ2分の1
- 砂糖小さじ1
- こしょう小さじ2分の1
- 五香粉(ウーシャンフェン)小さじ2分の1
- しょうゆ適量
塩釜焼き
- 塩2.5キロ
- 水350から400ミリリットル
- 五香粉(ウーシャンフェン)小さじ2
- ホワジャオ小さじ2
- 白菜の芯の部分適量
山野辺シェフの丸鶏の中国風 塩釜焼きの作り方
丸鶏の下ごしらえ
- 丸鶏は、まず胴体の皮と身の間に指を入れ、皮が破れないよう少しずつ皮と身を切り離す。
胴体の皮がはがれたところで、手羽元と下ももの関節(骨と骨の間にある白い部分)を包丁で切る。
手羽元から先、下ももから先の肉は皮につけたまま残し、それ以外は皮から取り除く。
※図「丸鶏の下ごしらえ」参照 - 取り出した、むね肉・もも肉・ささみを、1センチ5ミリ角に切る。
おこわ
- もち米は、洗って1時間ほど浸水させる。
1センチ5ミリ角に切ったザーサイは、流水で10分ほど塩抜きする。 - フライパンを熱し、ごま油をしき、豚バラ肉が白っぽくなるまで中火で炒める。
鶏肉を入れ、白っぽくなるまで炒める。
ザーサイ・しいたけを入れてひと混ぜし、しょうゆ・酒・しょうが・塩・砂糖・こしょうを加え、水分が飛ぶまで炒める。
五香粉(ウーシャンフェン)を入れ、ひと混ぜする。 - 干し貝柱は、細かく砕く。
干しえびは、さっと洗い、水けを切る。
炊飯器の内釜にもち米・水・干しえび・干し貝柱・(2)を入れ、全体をサッとまぜ、普通に炊く。 - 下ごしらえした丸鶏は、首の部分を竹串を使って並縫いで閉じ、反対側からおこわをしっかり詰め、再び竹串で閉じる。
熱湯(分量外:適量)をかけ、皮がピンと張ったら温かい内に、ハケで全体にしょうゆを塗る。
仕上げ
- 塩・五香粉(ウーシャンフェン)・ホワジャオをよく混ぜる。
水を加え、全体を混ぜる。
※手で丸めたときに形が保てるくらいの固さを目安に、水を少しずつ加えて調節する。 - 天板にオーブン用の紙を敷き、その上に塩を平らにのせる。
白菜を敷き、おこわを詰めた丸鶏をのせ、竹串を抜く。
全体を白菜で覆い、残りの塩で全体を覆う。
160度に予熱したオーブンで1時間ほど焼く。
山野辺シェフの鯛のサラダ青ねぎソースの材料(4人分)
具材
- たい(刺身用/薄切り)250グラム
- 大根100グラム
- にんじん30グラム
- しょうが1かけ
- レタス2枚
- スプラウト1パック
- 柿の種あられ40グラム
- 春巻きの皮2枚
- 揚げ油適量
ねぎソース
- 青ねぎ100グラム
- にんにく(薄切り)1かけ分
- ごま油(白)150ミリリットル
- 米酢小さじ2
- しょうゆ小さじ2
- 塩小さじ3分の1
- こしょう少々
山野辺シェフの鯛のサラダ青ねぎソースの作り方
- 大根・にんじんは、皮をむき、スライサーでせん切りにする。
- しょうがは、せん切りにする。
- レタスは、細切りにする。
- スプラウトは、根元を切り落とす。
- それぞれ5分ほど氷水(分量外:適量)にさらし、水けをとる。
- 柿の種あられは、あられとピーナツを分け、それぞれを袋に入れ、麺棒などで砕く。
- 春巻きの皮は、2等分に切ってから細切りにし、170度に熱した油で色づくまで揚げる。※春巻きの皮がくっつかないよう、混ぜながら揚げる。
- 青ねぎは、幅2センチほどに切る。
- ミキサーに、青ねぎ・にんにく・ごま油・米酢・しょうゆ・塩・こしょうを入れ、ペースト状になるまでかくはんする。※ミキサーで長時間かくはんすると乳化してしまうので、短時間で仕上げる。
- 皿の中央に鯛を置き、盛りつけて青ねぎのソースを添えれば出来上がりです。
荻野シェフの魚介のリンゴ酢ジュレ仕立ての材料(4人分)
りんご酢ジュレの材料
- 板ゼラチン3グラム
- だし90ミリリットル
- うす口しょうゆ大さじ2分の1
- しょうゆ少々
- 砂糖小さじ1
- りんご酢大さじ1と3分の2
- 生きくらげ2枚
- 絹さや3枚
- りんご(皮)8分の1コ分
- りんご(すりおろす)大さじ3
具材の材料
- だし300ミリリットル
- 塩小さじ4分の3
- うす口しょうゆ小さじ1
- しめじ3分の1パック
- ほうれんそう3分の1ワ
- 車えび(有頭/生食用)4尾 ※なければ生食用のえびでも
- たい(刺身用)60グラム
仕上げの材料
- 水100ミリリットル
- レモン汁小さじ2分の1
- りんご2分の1コ
荻野シェフの魚介のリンゴ酢ジュレ仕立ての作り方
りんご酢ジュレ
- 板ゼラチンは、氷水(分量外:適量)に入れ、ふやけるまで置く。
- 鍋に、だし・うす口しょうゆ・しょうゆ・砂糖・水けを切った(1)を入れて中火にかけ、ゼラチンを煮とかす。
火を止め、りんご酢を加え、全体を混ぜる。
鍋を氷水につけて粗熱をとり、密閉容器に移し替え、冷蔵庫で6時間ほど冷やし固める。
※りんご酢は、長く熱すると香りが飛ぶので、最後に入れる。 - きくらげは、沸騰した湯に入れ、サッとゆでる。
ざるに上げて粗熱を取り、石づきを取って1センチ角に切る。 - 絹さやは、すじを取り、沸騰した湯に入れ、サッとゆでる。
氷水に入れ、水けを切り、5ミリ角に切る。 - 固まったりんご酢ジュレをボウルに移し、泡だて器で崩す。
- りんごの皮は、5ミリ角に切る。
ジュレに、りんごの皮・すりおろしたりんご・(3)・(4)を加える。
※りんごは色が変わりやすいので、ジュレにあえる直前に切り、すりおろす。
具材
- ボウルに、だし・塩・うす口しょうゆを入れて混ぜ、合わせだしをつくる。
- しめじは、石づきを取り、沸騰した湯に入れ、強火で30秒ほどゆでる。
小鍋に、しめじと合わせだし(200ミリリットル)を入れ、中火で沸騰するまで煮る。
粗熱を取り、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。 - ほうれんそうは、長さ3センチに切り、沸騰した湯に入れ、サッとゆでる。
氷水(分量外:適量)で冷やし、水けをしっかりしぼる。
ほうれんそうと合わせだし(100ミリリットル)を入れ、落としラップをして冷蔵庫で1時間ほど冷やす。 - 沸騰した湯に塩(分量外:少々)・えびを入れ、30秒ほどゆでる。
ゆでたえびは、氷水(分量外:適量)に入れ、粗熱を取り、頭と殻をむいて、尾を取り除き、水けをきる。
背ワタを取り除き、食べやすい大きさに切る。 - 鯛(たい)は、皮目に塩(分量外:ひとつまみ)をふり、熱したフライパンで皮目だけを焼きつける。
粗熱をとり、冷蔵庫で冷やし、4等分に切る。
仕上げ
- 水にレモン汁を入れ、レモン水をつくる。
りんごは、小さいスプーンで丸くくり抜く。
これを8コつくり、レモン水に入れる。 - 器に、鯛(たい)・えびを盛る。
合わせだしに浸したほうれんそうとしめじの汁けを切り、盛る。
ジュレをかけ、くり抜いたりんごを添える。
これを4つつくる。