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辻口博啓のブッシュド・ノエル/きょうの料理

12月22日(火)の「きょうの料理」は、スィーツ界の巨匠「辻口博啓」さんがクリスマスに手作りのケーキを自宅で作れるレシピを紹介してくれました。

「ブッシュド・ノエル」はフワフワに焼き上げたスポンジ生地をロール状に巻き、薪に見立てて飾りつけします。家庭で過ごすクリスマスを楽しめるケーキです。

ブッシュドノエルの材料(38×27cmの天板1枚分)

  • いちご(1パック)
  • ラズベリー(適量)
  • ミント(適量)

イチゴジャム(作りやすい分量)

  • いちご(200g)
  • グラニュー糖(100g)

生地

  • 卵(170g)
  • グラニュー糖(75g)
  • 薄力粉(70g)
  • 牛乳(30g)
  • 無塩バター(20g)
  • はちみつ(15g)

クリーム

  • 生クリーム(200ml)・・乳脂肪35%
  • 生クリーム(200ml)・・乳脂肪47%
  • グラニュー糖(28g)

下準備

  • オーブン用紙を天板が隠れる高さに合わせて敷きます。
  • 生地の薄力粉(70g)はふるいます。
  • 生地の牛乳(30g)、無塩バター(20g)、はちみつ(15g)をボウルに入れ湯煎にかけて溶かします。
  • オーブンは170度に温めます。

ブッシュド・ノエルの作り方

  1. いちごジャムを作ります。いちご(200g)はヘタを落とし半分に切りミキサーでつぶがなくなるまで撹拌します。グラニュー糖(100g)と合わせて鍋に入れ、強めの中火にかけます。耐熱のゴムベラで混ぜながら全体に泡が出て、とろみがつくまで煮詰めます。ボウルに移して粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。
  2. 生地を作ります。ボウルに卵(170g)とグラニュー糖(75g)を入れて泡立て器で混ぜ合わせ、均一になったら湯煎にかけます。人肌(約40度)に温まったら湯煎を外してハンドミキサーで白くなって軽くツノが立つまで泡立てます。
  3. 2に薄力粉(70g)を加えてゴムベラでザックリと混ぜます。ゴムベラ1すくい分の生地を牛乳(30g)、無塩バター(20g)、はちみつ(15g)を合わせたボウルに入れて混ぜ、2の生地のボウルに加えて全体を均一に混ぜ合わせます。
  4. 天板に3の生地を流し入れ表面をカードなどでならして全体を平らにします。170度のオーブンで約11分間焼きます。焼きあがったら紙ごと天板から外して網の上にのせて粗熱をとります。
  5. 生地といちごの準備をします。粗熱が取れたら生地より一回り大きい別のオーブン用の紙を乗せて上下を返して焼き目を上にして置きます。いちご(1パック)のヘタを落とし半量を縦半分に切ります。
  6. クリームを作ります。ボウルに2種類の生クリームとグラニュー糖(28g)を入れ氷水を当てながらハンドミキサーの高速で泡だてます。少しとろみがついたら泡立て器にかえ、軽くツノが立つまで泡だてます。
  7. ロール状に巻きます。生地に1のいちごジャム100gをパレットナイフで均一に塗ります。さらに6のクリーム半量(200g)をパレットナイフで平らに伸ばして、生地の手前に5の丸ごといちごをヘタ側を下にして並べます。
  8. 手前のオーブン用の紙と一緒に生地を持ち上げて、いちごを包み込むようにくるりと巻きます。巻き終わりが下にきたら紙の上から全体を優しく押し、形を整えます。紙ごと冷蔵庫に30分間置きなじませます。
  9. ロールケーキの両端を切り落とし、器にのせます。6の残りのクリームを平口金をつけた絞り袋に入れ、ロールケーキの表面に絞ります。
  10. 5の縦半分に切ったいちごは、切り口側をロールケーキの側面に押し付けます。上にいちごや分量外の粉砂糖をつけたラズベリー、ミントをのせます。お好みでオーナメントを飾ります。
  11. 切り分ける時は包丁を湯で温めて拭きます。1回切るごとに包丁を拭くときれいに切れます。

感想

とっても美しいブッシュドノエルですね。以前はチョコレートのブッシュドノエルを作っていましたが、最近はオペラをクリスマスケーキで作っています。もうすぐクリスマス楽しみですね。


ゆい :