2021年1月4日(月)今年最初の「グレーテルのかまど」は「沖縄のムーチー」にヘンゼルが挑みます。紅イモや黒糖を加え、月桃の葉で包んで蒸し上げたお餅、ムーチー。毎年旧暦の12月8日をムーチーの日と呼び、沖縄の人々はこぞって求めます。
このムーチーを使って鬼を退治したという伝説にあやかって、厄払い・厄除けにと、大切に食べ継がれてきた。子どもが生まれれば「初ムーチー」、ちょっと大きめに作って「力(ちから)ムーチー」など、ムーチーにまつわる沖縄の習わしもご紹介。ヘンゼルは色とりどりのムーチー作りに挑戦します。
沖縄のムーチーの材料(各種類 約4個分)
- 月桃の葉 12枚
<黒糖ムーチー>
- 餅粉 100g
- 黒糖 25g
- 水 70~80ml
<紅芋ムーチー>
- 餅粉 100g
- 紅芋パウダー 18g
- グラニュー糖 30g
- 水 70~90ml
<かぼちゃムーチー>
- 餅粉 100g
- かぼちゃ 45g 蒸して裏ごししたもの
- グラニュー糖 30g
- 水 40~60ml
沖縄のムーチーの作り方
<準備>
- かぼちゃは種と皮を取り除き、蒸して裏ごししておきます。
- 蒸し器のお湯を沸かしておきます。
- 黒糖をざるでこしておきます。
<作り方>
- ボウルに餅粉と黒糖を入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。
- 水を入れ、手で混ぜ合わせます。耳たぶくらいのやわらかさになるように水分量を調節します。
- ボウルに餅粉、グラニュー糖、紅芋パウダーを入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。
- 水を入れ、手で混ぜ合わせます。耳たぶくらいのやわらかさになるように水分量を調節します。
- ボウルに餅粉、グラニュー糖を入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。かぼちゃを入れ、粉となじませます。
- 水を入れ、手で混ぜ合わせます。耳たぶくらいのやわらかさになるように水分量を調節します。
- 月桃の葉の裏側の葉脈を、包丁でそぎ取ります。
- そぎ取った葉脈の上にペーパーをかぶせ、綿棒で繊維をつぶします。
- 各生地を4等分(約50g)し、だ円形に丸めます。
- 裏面を上にした月桃の葉の中心に生地を置き、包み込みます。切り取った葉脈を使って結びます。
- 蒸し器で20~25分蒸します。
- 常温で冷ませば出来上がりです。