2月8日(火)の「NHKひるまえほっと」は、「塩糖水」が特集されました。「塩糖水」とは、名前の通り塩と砂糖と水を混ぜ合わせたもので、フランスでは「ソミュール液」、アメリカでは「ブライン液」と呼ばれ、昔からある調理法の一つなんですよ。塩麹と違うのは、塩麹はタンパク質を分解して食材を柔らかくしますが、「塩糖水」は塩が筋繊維をほぐし水分を肉内に蓄え、砂糖は加熱による肉の縮みを防いでくれるので、むね肉、ササミなどの脂分の少ない肉や魚ほど、プリプリに仕上げてくれる万能な水なんですね。保存性も高まる調理法の1つです。
この「塩糖水」を使って、「鶏むね肉」と「魚」を浸けて作ります。とっても簡単でとってもオススメです。
目次
塩糖水の材料
- 砂糖(大さじ1/ 2)
- 塩(小さじ2/3)
- 水(100ml)
塩糖水の作り方
- 材料を全てポリ袋に入れ口を閉じます。
- ふって砂糖と塩を溶かします。
塩糖水で漬けレシピ
- 鶏むね肉(250g)を塩糖水のポリ袋に入れ口を閉じます。ぶり(2切れ)も別の塩糖水のポリ袋に入れ口を閉じます。
- バットにのせ冷蔵庫で3時間おきます。
- お肉は冷蔵庫で5日間、魚は3日間保存可能ですが、お肉は3日目で水を抜きます。魚は2日目で水を抜きます。
- 鶏手羽、ささみ、豚ロース肉などを漬けるのがオススメです。魚はたい、鮭、かじき、たら、さわらがオススメです。
鶏むね肉のサラダチキンタルタルソース添え(2人分)
- フライパンに酒(大さじ2)、水(大さじ1)、塩糖水につけて冷蔵庫からだし15分室温においたむね肉を入れます。
- 蓋をして中火にかけ、煮たったら反対側にします。再びふたをして弱めの中火にして7分間待ちます。
- 火を止めて余熱で中まで熱を通し粗熱をとります。
- 食べやすい大きさに切り皿に盛りつけます。
- ソースを作ります。ブロッコリー(50g)は茹でて刻みます。ゆで卵(1個)はボウルに入れフォークでつぶします。、みじん切り玉ねぎ(大さじ2)、マヨネーズ(大さじ3)を加えて和えます。
- 4に5のソースをかけて、レタスを飾ります。
- バンバンジーにしたり、チーズソースをかけたり、ポテトサラダにしたりしてもとっても美味しいです。
ぶりのソテークイックトマトソース作り方(2人分)
- ソースを作ります。ボウルにトマト水煮缶(1/2缶)、塩(ひとつまみ)、コショウ(少々)、オリーブオイル(大さじ1)を加えて混ぜ合わせます。
- ラップをかけて600wの電子レンジで3分間加熱します。
- 塩糖水に着けたぶり(2切れ)はペーパータオルで水分を拭き取ります。
- フライパンにサラダ油(小さじ1)を熱し中火にかけ、ぶりを入れ片面2分30秒焼きます。裏返して2分30秒焼きます。火がしっかりと通ったら焼き上がりです。
- 茹でたスナップえんどうとアスパラガス、4のぶりをのせ、2のトマトソースをかけて完成です。
豆腐の作り方(2人分)
- 絹ごし豆腐(1丁)を塩糖水(200ml)に漬けます。半日おきます。
- 豆腐は水気を切り、スプーンですくいお皿に盛り付けます。
- アボカド(1個)を食べやすい大きさに切り、オリーブオイル(適量)、わさび(適量)をのせ完成です。
感想
とっても美味しそうですね。塩糖水初めて知りましたがとっても便利ですね。人参、きゅうりは生のまま、ブロッコリーはゆでてから塩糖水に漬けてもとっても美味しく作れます。ぜひ作ってみます。