2月15日(月)の「きょうの料理」は、料理研究家の「コウ静子」さんの「手仕事12ヶ月」。本日は寒い冬に黄色く熟したゆず。皮と実も丸ごと使った保存食にします。
「塩ゆず」はゆずを塩漬けにして、梅干し感覚で酸味のアクセントとして使用したり薬味にしたり。塩と溶けた汁も調味料として活用できます。香り高く使い勝手が抜群です。この「塩ゆず」を使って「塩ゆず鍋」を作ります。
塩ゆずの材料(作りやすい分量)
- ゆず(3個)
- 粗塩(50g)
- 塩(適量)
塩ゆずの作り方
- ゆず(3個)はサッと水でぬらし、塩(適量)でこすり洗いします。流水で洗って水気を丁寧に拭きます。
- 表皮に傷があれば包丁で削りとり、四つ割にします。
- 芯の堅い部分はそぎ取り、種を除きます。重さをはかり重量の20%の粗塩を準備します。
- 消毒した広口の保存瓶に3の粗塩(少々)をふり、ゆず1個分を入れます。粗塩、ゆずを交互に重ねていき、最後に多めの粗塩をふります。
- 表面にラップをピッタリとかぶせ、瓶に入る大きさの小皿など軽い重石をのせます。蓋をして塩が溶けるまで室内の一番涼しい場所に4〜5日間おきます。1日数回上下を返します。小皿とラップを除き冷蔵庫で保存します。
- 冷蔵庫で約2ヶ月保存が可能です。
塩ゆず鍋の材料(2人分)
- 塩ゆずの汁(大さじ2)
- 塩ゆずのゆず(2切れ)
- 鶏もも肉(1枚)
- 絹ごし豆腐(1丁)
- せり(1わ)
合わせ調味料
- だし(カップ5〜6)
- 酒(カップ1/4)
- 粒黒コショウ(5〜6粒)
薬味
- 塩ゆずのゆず(1切れ分)・・細切り
- 粗びき黒コショウ(適量)
- 一味唐辛子(適量)
塩ゆず鍋の作り方
- 豆腐(1丁)は6等分に切り、せり(1わ)は長さを2〜3等分に切ります。鶏肉は一口大に切ります。
- 土鍋に合わせ調味料、鶏肉を入れ強火にかけ、煮たったらアクを除き弱めの中火にして15分間ほど煮ます。塩ゆずの汁(大さじ2)、豆腐、せり、塩ゆずのゆず(2切れ)を加えてサッと煮ます。
- 器に2を煮汁ごと取り分けて、お好みの薬味でいただきます。
感想
塩レモンはありますが、塩ゆずもあるんですね。とっても重宝しますね。ぜひ作ってみます。