3月9日(火)の「NHKシェフの休日」は、八王子のカレー店「インドラ」の店主「天野順子」さんの休日ごはんのレシピを紹介します。人気の「グレースカレー」は6〜7時間かけて炒めた玉ねぎがベースになります。スパイスや辛味が強く出なく後味がさっぱりとしたカレー。野菜もたっぷりで人気メニューの1つです。そんな天野さんが作るのは、和の味の「だし」。だしを取ることがオン、オフの切り替わりです。
「昆布とかつおの合わせだし」は旨味たっぷりのだし。このだしを使って「豚肉と野菜の酢豚風」を作ります。
目次
昆布とかつお節の合わせだしの材料(約950ml分)
- 昆布(10g)
- 削り節(15〜20g)
- 水(1リットル)
昆布とかつお節の合わせだしの作り方
- 昆布(10g)は5〜6cm長さに切ります。鍋に水(1リットル)と昆布を入れ、2時間以上浸します。前の晩から浸しておくのがオススメです。
- 中火にかけて、昆布からプツプツと泡が立ち、煮立つ直前になったら昆布を取り出します。すぐに削り節(15〜20g)を一度に入れます。
- 再び煮立ったら火を弱めて、コトコトと煮たつ程度の火加減にして1〜2分間、途中アクを取りながら煮出します。火を止めて削り節が沈むまでおきます。
- ボウルに目の細かいザルを重ね、3をこします。玉じゃくしの底や木べらなどでザルの削り節を軽く押して絞ります。
- 冷蔵庫で2〜3日間保存が可能です。
豚肉と野菜の酢豚風の材料(4人分)
- 豚肩ロース肉(300g)・・塊
- さやいんげん(8本)・・ヘタを取る
- 生椎茸(2〜3枚)
- みじん切りねぎ(5cm分)
- みじん切り生姜(大さじ1)
- みじん切りニンニク(2かけ分)
- チャービル(適量)・・またはミツバ
- 塩(適量)
- コショウ(適量)
- 揚げ油(適量)
- サラダ油(適量)
合わせ調味料
- みりん(大さじ2)
- 酢(大さじ1・1/2)
- 醤油(大さじ1/2)
- 砂糖(小さじ2)
- ラー油(小さじ1)
- 塩(小さじ1/2)
水溶き片栗粉
- 片栗粉(大さじ1)
- 水(大さじ2)
豚肉と野菜の酢豚風の作り方
- 豚肉(300g)は2〜3cm角に切り、塩(少々)、コショウ(少々)をふります。さやいんげん(8本)は3〜4cm長さに切り、サッと茹でます。椎茸(2〜3枚)は石づきをのぞき6等分に切ります。合わせ調味料は合わせておきます。
- 鍋に揚げ油(適量)を170度に熱し、豚肉が色づくまで揚げ火を消して5分間ほどおき中まで火を通します。再び火にかけカラッと揚げ油を切ります。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、ねぎ、生姜、ニンニクを入れ、香りが出るまで炒めます。さやいんげん、椎茸を入れて炒め、合わせ調味料を加えて煮立てます。
- 水溶き片栗粉を回しいれとろみをつけ、2の豚肉を加えてサッと混ぜます。器に盛り付けてチャービルを添えて完成です。