4月12日(月)の「グレーテルのかまど」は、晩年をスイスで過ごした「チャップリン」が愛したスィーツ「ツーガー・キルシュトルテ」を紹介します。
このお菓子が生まれたのはスイス中部の風光明美なツークという街。この地特産のサクランボのお酒、キルシュヴァッサーをたっぷり使って作り上げたケーキです。「サクランボ競争」というちょっと変わったイベントや、サクランボを使ったおいしいものもいっぱいあるツークの町を紹介します。
目次
ツーガー・キルシュトルテの材料
21cm 1台分
<メレンゲ生地>
卵白 70g Mサイズ約2.5個分
グラニュー糖 70g
バニラエッセンス 適量
アーモンドパウダー 63g
薄力粉 16g
粉砂糖 24g
<アーモンド風味のスポンジ生地>
全卵 150g Mサイズ3個分
卵黄 30g Mサイズ1.5個分
グラニュー糖 95g
薄力粉 53g
浮き粉 30g
アーモンドパウダー 53g
無塩バター 23g
<キルシュシロップ>
シロップ 100g 水とグラニュー糖を1:1で作ったもの
キルシュ酒 150ml
<バタークリーム>
生クリーム(38%) 150g
グラニュー糖 150g
全卵 50g Mサイズ1個分
塩 2g
無塩バター 225g
食用色粉(赤) 適量
<その他>
グラニュー糖(粗いもの) 適量
粉砂糖 適量
アーモンドスライス 適量
ツーガー・キルシュトルテの作り方
<準備>
- アーモンドパウダー、薄力粉、粉砂糖をふるい、合わせておく(メレンゲ生地)
- 薄力粉、浮き粉、アーモンドパウダーをふるい、合わせておく( アーモンド風味のスポンジ生地)
- オーブンを180℃に温めておく
- シロップを作って冷まし、キルシュ酒と合わせておく
- アーモンドスライスをローストしておく
<作り方>
- 卵白にグラニュー糖を数回に分けて加えながら泡立て、 メレンゲを作る。
- ふるって合わせた粉類とバニラエッセンスを数滴加え、ゴムべらで粉気がなくなるまで切り混ぜる。
- 天板にオーブンペーパーを敷き、丸口金7mmで直径21cmの渦巻き状に2枚絞る。(オーブンペーパーの下に、直径21cmの円を書いた紙を敷くとやりやすい)
- 180℃のオーブンで約20分焼く。21cmより大きくなっていたら、焼き上がり後すぐに21cmに抜いておく。
- 全卵と卵黄、グラニュー糖を合わせ、湯せんで人肌程度に温める。
- 湯せんから外し、白くふんわりときめ細かくなるまで泡立てる。
- 合わせた粉類を入れ、ゴムべらで切り混ぜる。
- 溶かした無塩バターを加え、切り混ぜる。
- 型に入れ、180℃のオーブンで約35分焼く。
- 生地が冷めたら、表面と底を薄くカットしておく。
- グラニュー糖、卵、塩をボウルに入れて泡だて器でよく混ぜ合わせ、生クリームを加えてさらによく混ぜる。
- 鍋に移し、火にかけてしっかり混ぜながら沸騰させる。
- 清潔なボウルにこし、氷水にあてて冷ます。
- 柔らかくしたバターにステップ13を少しずつ入れ、泡だて器でしっかり混ぜる。
- 食用色粉でピンク色に色づける。
- メレンゲ生地にバタークリームをのせ、へらで広げる。
- アーモンド風味のスポンジ生地をのせ、分量のキルシュシロップをしみこませる。
- バタークリームをのせ、へらでうすく広げ、もう一枚のメレンゲ生地を底が上になるように置く。
- ケーキの表面をバタークリームで薄くコーティングする。
- ケーキのまわりをバタークリームで覆う。
- グラニュー糖、粉砂糖の順番で表面にふりかけ、ナイフで筋をつける。側面にアーモンドスライスをつける。