5月14日(金)の「きょうの料理」は、月に1度の「手仕事12ヶ月」。本日は初夏の訪れを告げる「実山椒」を使った手軽な活用法を紹介します。
「山椒じょうゆ」は山椒の粒感を楽しめます。いつもの醤油を加えて風味を変えます。「山椒みそ」は、みそは甘めに仕上げ山椒の辛味を立たせます。まろやかな口当たりがとっても美味しいです。「山椒オイル」は、気軽に使えて料理をアップさせます。
山椒じょうゆの材料(作りやすい分量)
- 実山椒(50g)・・枝付き/大さじ3
- 酒(カップ1/2)
- 醤油(カップ3/4)
山椒じょうゆの作り方
- 実山椒(50g)は実を小枝から外し、サッと洗って水気を拭きます。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かして、実山椒を中火で3分間ゆでザルにあげます。1時間ほど水にさらします。
- ざるにあげて水気を紙タオルでしっかりと拭き取ります。
- 小鍋に酒(カップ1/2)、3の実山椒を入れて中火にかけます。沸騰したら軽く火を弱め、香りが立つまで2分間煮ます。
- 醤油(カップ3/4)を加えて、一煮立ちさせ、火を止めます。粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れます。すぐに食べられます。
- 冷蔵庫で3ヶ月保存が可能です。
- 冷奴、卵かけご飯のお供、刺身につけて食べてもオススメです。
山椒みその材料(作りやすい分量)
- 実山椒(50g)・・枝付き/大さじ3
- 米みそ(200g)・・お好みのみそでも可
- 酒(カップ1/2)
- 砂糖(大さじ2)
山椒みその作り方
- 実山椒(50g)は実を小枝から外し、サッと洗って水気を拭きます。鍋にたっぷりの湯を沸かして、実山椒を中火で3分間ゆでザルにあげます。1時間ほど水にさらします。ざるにあげて水気を紙タオルでしっかりと拭き取り、粗みじん切りにします。
- 鍋にみそ(200g)、酒(カップ1/2)、砂糖(大さじ2)を入れてよく馴染むまで混ぜ、1の実山椒を加えて中火にかけます。焦げないように火加減を調節しながら2〜3分間煮て、フツフツとしてきたら火を止めます。
- 時々混ぜて、粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れます。すぐに食べれます。
- 冷蔵庫で2週間保存が可能です。
- おにぎりの表に塗り、焼き目がつくまで焼いた焼きおにぎり、こんがりと焼いた厚揚げにのせても美味しいです。
山椒オイルの材料(作りやすい分量)
- 実山椒(50g)・・枝付き/大さじ3
- みじん切りニンニク(3かけ分)
- オリーブオイル(カップ1)
- 塩(小さじ2)
山椒オイルの作り方
- 実山椒(50g)は実を小枝から外し、サッと洗って水気を拭きます。鍋にたっぷりの湯を沸かして、実山椒を中火で3分間ゆでザルにあげます。1時間ほど水にさらします。ざるにあげて水気を紙タオルでしっかりと拭きます。
- 鍋に1の実山椒、みじん切りニンニク(3かけ分)、オリーブオイル(カップ1)のカップ1/2を入れ中火にかけます。混ぜながら1分間ほど熱し、シュワシュワと泡が出て香りが出たら火を止めます。
- 塩(小さじ2)を加えてよく混ぜ、さらに残りのオリーブオイルを注ぎ、よく混ぜます。粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れます。すぐに食べれます。
- 冷蔵庫で1ヶ月保存が可能です。
- 熱々をパンに浸しても、お好みの野菜を塩とともにあえる。お肉や魚炒めに使います。
感想
作っておくと何にでも重宝しますね。作って季節を楽しみたいですね。