水野仁輔さんと伊藤盛さんのらっきょうのスパイス甘酢漬けでポークビンダルー風カレー/きょうの料理

６月１４日（月）の「きょうの料理」は、カレー料理研究家の「水野仁輔」さんと「伊藤盛」さんが、スパイスをきかせた新感覚の「らっきょう漬け」、「福神漬け」と「カレー」を作ります。

「らっきょうのスパイス甘酢漬け」は、スパイスと赤ワインのコクがギュッと凝縮されています。鮮やかなワインレッドに染まれば食べごろです。このらっきょうを使って「ポークビンダルー風カレー」を作ります。

らっきょうの下処理

1. ボウルにらっきょう（５００g）を入れて水をはり、水をかけながら１株ずつ軽く手でこすって汚れを落とします。
2. 株がつながっているものは１個ずつ分けて、取れかけた薄皮をむきます。
3. 水気を切り、芽の先と根を切り落とします。再びボウルにらっきょうを入れ水をはり、揉むように洗いながら残っている薄皮をむきます。
4. 鍋にたっぷりの湯を沸かして、らっきょうを５秒間ほど茹ですぐにあげます。
5. 完全に水けがなくなるまで乾かすか、紙タオルで包んでしっかりと拭きます。

らっきょうのスパイス甘酢漬けの材料（作りやすい分量）

• らっきょう（上記の全部）
• 赤ワイン（カップ１/２）

合わせ調味料

• りんご酢（カップ１・１/４）
• 砂糖（大さじ１０）
• 塩（小さじ２）
• クミンパウダー（小さじ１）
• コリアンパウダー（小さじ１/２）

らっきょうのスパイス甘酢漬けの作り方

1. 鍋に赤ワイン（カップ１/２）を入れて煮立たせ、アルコール分を飛ばします。合わせ調味料を加えて再び沸騰させます。
2. 火を止めて、すぐにらっきょうを加えます。完全に冷めるまでそのまま置きます。
3. 厚めの食品保存用ポリ袋に２を入れ、空気を抜き口を結びます。冷蔵庫にできれば３週間以上置きます。
4. 冷蔵庫で１年間保存が可能です。

ポークビンダルー風カレーの材料（４人分）

• 豚バラ肉（４００g）・・焼肉用/厚め
• らっきょうのスパイス甘酢漬け（８粒）・・半分に割る
• らっきょうのスパイス漬けの漬け汁（カップ３/４）
• トマトピュレ（大さじ３）
• ココナッツミルク（カップ３/４）
• ご飯（適量）・・温かいもの
• サラダ油（適量）
• 塩（適量）

薬味

• 玉ねぎ（１個分）・・２cm幅のくし形に切る
• すりおろしニンニク（３かけ分）
• すりおろし生姜（１かけ分）
• 塩（小さじ１弱）

スパイス４種

• コリアンパウダー（大さじ１）
• クミンパウダー（小さじ２）
• レッドチリパウダー（小さじ１）
• 粗挽き黒コショウ（小さじ１/２）

ポークビンダルー風カレーの作り方

1. フライパンにサラダ油（大さじ２）をひき、薬味を入れます。水（カップ３/４）を注ぎ、蓋をして中火で１０分間ほど玉ねぎがトロッと柔らかくなるまで煮ます。
2. 別のフライパンに豚肉（４００g）を入れて中火で両面に焼き色がつくまで炒めます。らっきょうのスパイス漬け（８粒）と甘酢漬けのつけ汁（カップ３/４）を加えて蓋をしてごく弱火で１０分間ほど煮ます。
3. １の蓋を開けて、玉ねぎをヘラで潰しながらきつね色になるまで炒めます。水分が飛んだらトマトピュレ（大さじ３）を加えて、しっかりと炒め合わせます。火を止めてスパイス４種を加えて余熱で１〜２分間よく炒めます。
4. ３に２を煮汁ごと加えて、ココナッツミルク（カップ３/４）と水（カップ３/４）を加えて中火で沸騰させます。煮立ったら弱火にして、１５分間ほど煮ます。味をみて塩（適量）で味を調えて、ご飯とともに盛り付けていただきます。

感想

らっきょうが入ってとっても美味しそうですね。