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前沢リカの栗の渋皮煮/きょうの料理

9月20日(月)の「きょうの料理」は、手仕事12ヶ月のコーナー。本日は、料理研究家の「前沢リカ」さんが栗が美味しい季節にぴったりのレシピを紹介します。

「栗の渋皮煮」は、手間がかかりますが必ず作ってよかったと思える一品です。

栗の渋皮煮の材料(作りやすい分量)

  • 栗(500g)
  • 重曹(小さじ1)
  • 砂糖(450g)

栗の渋皮煮の作り方

  1. 鬼皮をむきます。栗(500g)をボウルに入れたっぷりの熱湯を注ぎ、20〜30分間置いて皮を柔らかくします。ざるにあげ栗の頭の方に包丁を入れ下に向けて鬼皮をむいていきます。
  2. 下ゆでします。水で軽く洗って大きめの鍋に入れ、水900mlと重曹を加えて中火にかけます。
  3. 煮たったらやや火を弱め、小さく泡立つくらいの火加減で30分間煮ます。
  4. 鍋を傾けて静かに湯を捨てます。ヘラなどを伝わせて鍋の縁に水道水を細く流し入れ水が透明になるまで茹で湯と完全に入れ替えます。
  5. 渋皮を掃除します。鍋から栗を1個ずつ取り出して、渋皮に残った太い筋を竹串で取り除きます。湿らした布巾で包ん渋皮の表面を優しくこすって滑らかにします。水をはったボウルに静かに入れて汚れを落とします。
  6. 2回茹でこぼします。鍋を綺麗にして、栗の水気を切って戻します。かぶるくらいまで水を注ぎ中火にかけます。煮たったら火を弱めて10分間煮ます。
  7. 4と同様に鍋を傾けて静かに湯を捨てて、鍋の縁に水を細く流し入れ湯と入れ替えます。かぶるくらいの水量にして中火にかけて、煮たったら弱火で10分間煮て、栗を1個ずつ取り出します。
  8. 鍋を綺麗にして栗と水カップ3・1/2を入れて中火にかけ、煮たったら砂糖(450g)の半量を加えます。再び煮たったら火を弱めて30分間煮ます。アクをとって残りの砂糖の半量を加えてオーブン用の紙で落し蓋をして、15分間煮ます。残りの砂糖を加えて10分間煮て、そのまま冷まします。煮汁ごと清潔な保存容器に移します。栗が煮汁に浸かった状態を保ちます。
  9. 冷蔵庫で2週間、冷凍庫で3ヶ月保存が可能です。

感想

渋皮煮作ったことがないですが、栗はとっても美味しいので作ってみたいですね。


ゆい :