9月20日(月)の「グレーテルのかまど」は、可憐(かれん)な花のクッキーにヘンゼルが挑戦します。このクッキーは、没後100年近くを経てなお愛されるイタリア王国の王妃マルゲリータにささげられたスイーツ。
北イタリア湖畔の風光明媚な避暑地で生まれたこのスイーツ、ゆで卵の黄身を生地に混ぜ込んでホロホロの触感を生み出す独特の製法。真っ白な粉砂糖をふりかけた可憐な姿にに重なる、王妃の物語をご紹介します。
花のクッキーの材料(5.5cmクッキー型12個分(残った生地をまとめて使用した場合20個分)
- 無塩バター(150g)
- 粉砂糖(70g)
- 卵黄(60g)・・Mサイズ3個
- 薄力粉(150g)
- 片栗粉(150g)・・コーンスターチでも可
- 塩(ひとつまみ)
- バニラエッセンス(適量)
- レモンエッセンス(適量)・・すりおろしたレモンの表皮でも可能
- 粉砂糖(適量)
下準備
- オーブンを160℃に温めておく
- バターを常温にもどしておく
花のクッキーの作り方
- 鍋に卵がひたるくらいの水を入れ、火にかける。沸騰後12分以上ゆで、固ゆで卵を作ります。
- ゆで卵から黄身を取り出し、目の細かいこし器でこします。
- 薄力粉とかたくり粉を合わせてふるいます。
- やわらかくしたバターに粉砂糖を加え、混ぜます。塩、バニラエッセンス、レモンエッセンスを加え、混ぜます。
-
4に2を加え、混ぜます
- 3を加えて混ぜます。
- 出来上がった生地をオーブンペーパーで挟み、厚さ1㎝に伸ばします。
- 冷蔵庫で1時間以上休ませます。
- オーブンペーパーをはがし、直径5~5.5㎝のクッキー型で、中心を直径1.5㎝の抜型でぬきます。
- 160℃のオーブンで約30分焼きます。
- 粗熱が取れたら表面に粉砂糖をふるいます。
- 冷暗所で保存し、3日以内にお召し上がりください。
感想
私の実家の母のクッキーは茹でた卵の黄身を使って作ります。この方がベタベタしないと言っていました。粉は全て小麦粉ですが、とっても美味しかったです。