3月4日(土)のおかずのクッキングは、優しい語り口調が人気の料理研究家「土井善晴」先生が、お味噌汁特集第2弾でお味噌汁の新世界を紹介します。
3品目は、とろみがおいしい「味噌ぞうすい」です。雑炊なのでご飯を入れますが、洗わずに入れることでとろみを付けた一品です。
土井善晴の味噌ぞうすいの材料(1人分)
- 水(汁椀1杯分)
- ホタテ貝柱缶(1缶=85g)
- 赤だし味噌(30g)
- 温かいご飯(100g)
- おろしショウガ(適量)
土井善晴の味噌ぞうすいの作り方
- お鍋に水(汁椀1杯分)、ホタテ貝柱缶(1缶=85g)を汁ごと入れて火にかけて煮立てます。※ホタテを汁ごと入れることで、簡単に美味しいダシにします。
- ひと煮立ちしたら、赤だし味噌(30g)を入れて溶かします。
- 温かいご飯(100g)を、洗わずにそのまま入れます。※洗わないことによって、とろみが付きます。ご飯は無理にほぐさず、塊部分を楽しみます。
- お椀に盛りつけ、おろしショウガ(適量)をのせれば出来上がりです。
感想
ご飯をほぐさないことで塊をあえて作り「塊には塊の美味しさがある」という土井先生語録が印象的でした。ホタテ貝柱の汁はそれだけで極上のダシなので、それと赤だしを合わせた絶品の雑炊ですね。