酒の肴のことを『あて』と呼びます。あてなよるはお酒好きの方へお酒に合う「あて料理」をおもてなしする番組です。
料理を提供する求道者大原千鶴さん(料理研究家)と、あてと酒の媒酌人若林英司さん(ソムリエ)が、今回はお豆腐屋さんに並ぶ色々な食材を使ってあてにし主力なお酒を提供します。
ゲストには豆腐をこよなく愛する侍ハードラー”為末大”さんと、豆乳を偏愛し豆腐を敬遠するモデル・女優”市川実和子”さんです。どんなあてとお酒が出るかとても楽しみです!
豆腐料理は江戸時代には今の豆腐料理のバリエーションが出来上がっていたそうです。
豆腐は京都が有名ですが、京都では豆腐は近所の好きな豆腐屋さんんで買うそうです。豆腐とお揚げは別々の豆腐屋さんで買うこだわりがあるそうです。
目次
1品目:無国籍風白和え
材料
- パクチー
- 梨
- アボカド
- 絹豆腐
- 塩
- 砂糖
- 白ごまペースト
作り方
- パクチー・梨・アボカドを歯ごたえを損なわないように大きめに切ります。
- 水切りした絹豆腐に塩・砂糖・白ごまペースト入れて練り上げます。
- 切ったパクチー・梨・アボカドと混ぜ合わせます。
- お皿に盛りつけラー油をかけて完成です。ラー油はパクチーと相性抜群!ラー油でアクセントを。
感想
ラー油とよく絡めて食べるといいです。色んな食感と味が楽しめて美味しい和え物になっています。お酒は豆乳とジンのカクテルで。
2品目:おから寿司
おから寿司の材料
- おから
- のり
- 青ゆず
- きゅうりのぬか漬け
- すし酢
- 梅肉
- チャンジャ
- 青ネギ
- 炊いたしょうが
おから寿司の作り方
- おからにすし酢をまぶし俵に握っていきます。
- 俵にしたおからをのりで軍艦に巻いていきます。
- きゅうりのぬか漬けは薄切りにし、炊いたしょうがは千切りに、チャンジャはそのままでそれぞれを軍艦にのせていきます。きゅうりには梅肉、炊いたしょうがには青ゆずの皮、チャンジャには青ネギをあしらうのがいいです。
感想
おからをお寿司のシャリに見立て、小さめに握るのがコツです。冷蔵庫にある残り物をのせて作るイメージですね。お酒は酸味に対して酸味のある白ワインでほのかな甘みをお楽しみあれ。
豆腐料理に合う甲州白ワイン。柑橘感に隠れた爽やかな苦味がさっぱりとした味を引き立てます。あてによって様々な味わいに七変化するのが甲州種の白ワインの特徴。
3品目:おあげさんのケサディーヤ
材料
- おあげさん
- トマト(皮はむいておく)
- とろけるチーズ
- 鰹節
- サルサソース
- 醤油
作り方
- おあげさんをのし出しします。(綿棒で伸ばします。)
- おあげさんを半分に切りトマトととろけるチーズを入れ爪楊枝でしっかり口を閉めます。
- 油をひかずにフライパンで両面を焼きます。
- チーズがとろけて両面がカリッとなるまで焼き上げます。
- 焼きあがったら斜めに切り、サルサソースと醤油をかけて、鰹節をのせて完成です。
感想
メキシコ料理のケサディーヤを参考に作ったメニューです。がぶりと食べるとトロトロチーズとトマトが口いっぱいに広がります。鰹節がいいアクセントになっています。
お酒はメキシコのコロナビールにライムを添えました。それほど強くないホップの苦味とライムの爽やかさが香ばしい料理に最適です。
4品目:揚げ出し豆腐にゅうめん
材料
- 豆腐
- そうめん
- だし汁
- 大根おろし
- おろししょうが
- 青ねぎ
- 唐辛子
- 片栗粉
- 油
- 鰹節
作り方
- 水切りした豆腐に片栗粉をまぶしフライパンで揚げ焼きします。
- ふんわりとした食感になるようにじっくりと揚げます。焦げないように両面揚げます。
- そうめんを茹で、茹で上げたそうめんをだし汁で温めます。
- お椀にそうめんとだし汁を盛りつけ揚げ出し豆腐を乗せ、大根おろし、青ネギ、しょうが、唐辛子、鰹節を添えます。
感想
締めには揚げ出し豆腐にゅうめん。少し濃いめのお出汁で揚げ出し豆腐にもぴったりです。締めなのにお酒はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ産ピノ・ノワール種赤ワインを。お出汁の繊細さにタンニンの少ないコート・ド・ボーヌ産の赤がよく合います。
まかない「つぶし冷ややっこ」
豆腐をつぶしてなんでものせた、ピータン、キムチ、じゃこのつぶし冷ややっこ。
感想
お酒を飲むのに美味しいあてがあると美味しく飲むことも食べることもできますね。お豆腐料理のバリエーションも一気に増えました。今回は料理の分量がわからないので、一度作ってみてまた更新したいと思います。