酒の肴のことを『あて』と呼びます。あてなよるはお酒好きな方へお酒に合う「あて料理」をおもてなしする番組です。
料理を提供する求道者に、料理研究家の「大原千鶴」さんが見た目も食感も「つぶつぶ」の食材を使ってあてを作ります。そしてお酒の媒酌人にソムリエの「若林英司」さんが、主力なお酒を提供します。
ゲストには、つまみ食いが大好きな芸人「藤井隆」さんと、酒豪の名声をほしいままにする女優の「鈴木砂羽」さんが万全のコンディションで来店しました。
目次
1品目:焼き豆腐たらこバターのせレシピ
材料
- 豆腐
- かたくり粉
- たらこ
- バター(有塩)
- えんどう豆
- 木の芽
- 青ねぎ
作り方
- 豆腐は水気を切っておき、ひと口サイズにカットします。
- 豆腐にかたくり粉をまぶし、油を引いたフライパンで焼きます。
- えんどう豆をさやから外し、薄皮を少しめくってから同じフライパンでサッと焼きます。えんどう豆を火にかける際は、必ず少し皮をめくってください。そうしないと跳ねて飛んだりします。軽く焦げ目が付いたら、豆腐とえんどう豆を取り出しておきます。
- バターはレンジで温め、柔らかくしておきます。
- たらこを皮から削ぎバターと和えます
- 豆腐を皿に盛付け、たらこバターをのせます。
- 青ねぎや木の芽、焼いたえんどう豆をのせて完成です。
感想
つぶつぶ会の人気者たらことバターを混ぜ合わせさらに濃厚さを増します。大原さんが体に悪そうだと笑いながら言ってますがでもとても美味しそうですね。番組ではさらにトッピングで、いくら、キャビアをのせました。見た目もとても綺麗ですね。お酒は、発泡日本酒(泡酒)を。繊細な泡とたらこのつぶつぶがたまらない美味しさです。
2品目:京のぶぶあられ揚げレシピ
材料
海老のぶぶあられ揚げ
- 海老
- 小麦粉
- 卵白
- ぶぶあられ(五色)・・無塩
- サラダ油
こんにゃくのあられ揚げ
- こんにゃく
- だし
- みりん
- 薄口醤油
- ぶぶあられ・・塩味
- サラダ油
作り方
- 海老は下処理をしておきます。(頭、足、背ワタを取りのぞく)
- ボウルに小麦粉、卵白を合わせ、ぶぶあられ(五色)を用意し、順に付けていきます。
- 180度のサラダ油で1分程度揚げていきます。
- こんにゃくのあられ揚げは、下ゆでしたこんにゃくを小さくカットしてから“だし” “みりん”“薄口しょうゆ“で炊いておき、丸めて、それを海老同様の方法で揚げます。衣は塩の付いた茶色いあられを少しつぶして使用しあげていきます。
感想
京都のぶぶあられは無塩の5色あられと塩味のあられがあります。このあられを衣にしてあげていきます。天ぷらとは違うサクサクがとても美味しいですよ。お酒は、宮崎産ラガーの地ビールを。
3品目:大人の塩すき焼きレシピ
材料
- 太白ごま油
- 牛肉
- 塩
- 山菜(うるい・こごみ・うこぎ・たらの芽・山うど)
- マイクロトマト
作り方
- 鍋に太白ごま油を引く。牛肉は重ならないよう底に並べて焼き、塩をします。
- 山菜を入れ、フタをして蒸すように加熱します。
- 軽く肉に火が通ったら、マイクロトマトを投入し、フタをして蒸すように加熱します。
- マイクロトマトに軽く火が通ったら、よく材料を混ぜ合せて完成です。
感想
割り下を使わずに味付けは塩だけの大人のすき焼き。平成生まれの新しい品種マイクロトマトを入れて蒸し焼きにします。シンプルだけど食材それぞれの味が生かされた大人のすき焼きです。お酒は、ソービニヨンブランとセミヨンのぶどう品種のボルドーの白ワイン。赤ワインが有名ですが、白ワインもとても美味しいんです。
4品目:あていちご
材料
- いちご
- 柚子こしょう
- ヨーグルト
- 塩
作り方
- ヨーグルトの水気を切っておきます。
- いちごを食べやすい大きさにカットします。
- 柚子こしょうと、水気を切ったヨーグルトをあえてディップを作ります。
- 味をみながら、必要であれば塩をします。
- いちごにディップを盛付けて完成です。
感想
いちごはデザートですが、今回はいちごすらあてになるんですね。水気をきったヨーグルトに柚子胡椒を加えたソースが塩辛くお酒にもとてもよく合います。お酒は、麦焼酎を使った、新・鈴木サワー。スパイス入りのしょうがシロップ1: 麦焼酎2、ソーダで割ります。
5品目:カラスミとチーズの餅包みレシピ
材料
- カラスミ
- とろけるチーズ
- 切り餅
- 水
作り方
- フライパンに餅を置き、水を加え、フタをして弱火で約8分、加熱します。
- 餅が溶けて柔らかくなったら火を強めて余分な水分を飛ばしてから取り出し、切り分けます。
- カラスミをサイコロ状に切り、チーズと一緒に餅に包み、串に差し火であぶり、軽く焦げ目をつけて完成です。
感想
切り餅をつきたてのお餅のようにして、飲む方なら誰でも好きなカラスミとチーズを巻いて表面を焼いていく本当に美味しい餅包みです。
お酒はイタリア サルデーニャ島の白ワインを。サルデーニャ島はカラスミの産地で、カラスミに合うワインを作りました。白ワインとは思えないほどの複雑な風味とコクで、色も琥珀色をしています。