10月1日(土)の「おかずのクッキング」では、江戸懐石近茶流嗣家で時代劇やドラマで料理所作指導もしている柳原尚之先生が「自家製つぶあんを使ったおはぎ」の作り方を教えてくれました。
これから秋の新豆のシーズンも迎えますし、自宅で作る餡子とおはぎは本当に美味しそうですね!
自家製つぶあんの材料
- 小豆(作りやすい分量で200g)
- 水(50cc)
- ざらめ糖(50g)
- グラニュー糖(90g)
- 塩(小さじ1/4)
自家製つぶあんの作り方
- 洗った小豆を3倍の水で15分ほど茹でます。これは渋切りという作業になります。
- 最初の煮汁は渋いので捨て、小豆をざるにあげ洗って渋を取り除きます。
- 別の鍋に小豆を入れ小豆の3倍量の水を入れアクを取りながら約40分茹でます。
- 豆を1粒取り親指と小指で豆を持ち潰して芯がなければ茹で上がった証拠になります。水気をしっかり切っておきます。
- 21cmくらいの鍋を用意します。水(50cc)とざらめ糖(50g)を入れざらめを溶かします。ざらめを使うとコクが出ます。
- 茹でた小豆を入れグラニュー糖(90g)を入れ混ぜ合わせます。グラニュー糖を入れるとツヤが出やすいです。
- 砂糖が溶けたら火を強火にしてツヤを出します。あまり触らず水分を飛ばす感覚で煮詰めます。
- 塩(小さじ1/4)を入れます。つぶあんは練ってはいけないので軽くかき混ぜるように混ぜます。
- しゃもじで一文字を書き鍋底が見えたら完成です。
- しゃもじですくって木の板やバットに広げて冷まします。表面積を大きくして何箇所かにまとめておくとツヤが残ったままになります。
もち米の材料
- もち米(1カップ)
- 水(240cc)
もち米の作り方
- もち米3時間ほど水につけてその後もち米(1カップ)に水(240cc)を入れ普通に炊いていきます。
- ご飯とお餅の中間くらいになるまですりこ木で半づきにします。
- 手に水をつけながら小さめの俵型に丸めます。
おはぎの作り方
- 布巾を濡らししっかり絞ります。濡れ布巾につぶあんを広げます。手の上にしっかり濡れ布巾を広げしゃもじで取ったつぶあんを少しつぶしながら広げます。
- 俵型のもち米をつぶあんの上にのせ布巾を包みながら丸め成型して完成です。
感想
もち米の食感とつぶあんの甘味が本当によく合っています。つぶあんを作るのはもっと大変かと思いましたが圧力鍋を使わなくても簡単に作れますね!