東京銀座は江戸時代に銀貨を作る役所「銀座」を置いたことが名前の由来になっています。
表通りには呉服屋などの大店が並び着飾った女性たちが行き交っっていました。当時の碁盤の目のような町割りは現在もそのまま残っています。
今回は女優の豊田エリーさんが銀座1丁目から8丁目までの裏路地を紹介。銀座の裏路地には美味しいお店や珍しいお店がいっぱい!どんなお店が出るか楽しみですね。
目次
- 1 銀座1丁目:昭和7年から建つ銀座の歴史を見ることのできるビル「奥野ビル」
- 2 銀座2丁目:創業1946年コーヒーとカレーライスのお店「ニューキャッスル」
- 3 銀座3丁目:創業昭和6年の銀座にただ1軒だけ残る生バンドの演奏とダンスホールがある正統派のグランドキャバレー「白いバラ」
- 4 銀座4丁目:文房具女子の心をくすぐる「筆記用具ミュージアムとショップ」
- 5 銀座5丁目:明治より続くあんみつ発祥のお店。老舗の甘味どころ「若松」
- 6 銀座6丁目:ベルサイユ宮殿にも納めている職人が作るタッセル専門店「G-notions銀座本店」
- 7 銀座7丁目:約200種類の種類があるマトリョーシカの専門店「GINZA HAKKO 木の香り」
- 8 銀座8丁目:創業100年日本初の純国産油絵具を開発する「月光荘画材店」
- 9 感想
銀座1丁目:昭和7年から建つ銀座の歴史を見ることのできるビル「奥野ビル」
- 住所:東京都中央区銀座1−9−13
築84年のビルには手動式エレベーターを今でも使用しています。都内には神保町に1つあるだけの珍しいエレベーター。
関東大震災の後に高級アパートとして設計され当時は7階建てのアパートは珍しく有名人などが住んでいました。今はギャラリーが多いです。銀座の歴史を垣間見ることのできるビルですね!
銀座2丁目:創業1946年コーヒーとカレーライスのお店「ニューキャッスル」
- 住所:東京都中央区銀座2−11−1銀座ランドビルBF1F
- ℡:03−6264−0885
- 営業時間:11時30分〜16時 定休日:月曜・祝日
カレーは1種類のみでサイズが京浜東北線の駅名で表しています。東京でこのお店の初代が初めて目玉焼きをカレーの上に乗せたお店なんですよ!和風だし、豚骨スープがベースになっています。
後継者がいなく一度は閉めたお店。このお店の熱烈ファンの方が後継者になり3代目になりました。たくさんの方の熱い思いで支えているお店です。
銀座3丁目:創業昭和6年の銀座にただ1軒だけ残る生バンドの演奏とダンスホールがある正統派のグランドキャバレー「白いバラ」
- 住所:東京都中央区銀座3−5−18
- ℡:03−3564−0967
このお店には伝説があり、昭和11年に店に足繁く通った常連の陸軍将校の1人が軍刀で店先の鉢植えをバッサリと切り、明日の号外を楽しみにしておけ。と言い去り翌日二・二六事件を起こしたそうですよ。歴史を感じるお店ですね。
今は約250人のホステスが在籍し毎晩100人のホステスが出勤しています。1晩に2回のダンスショーがありまさに大人の遊園地ですね!
銀座4丁目:文房具女子の心をくすぐる「筆記用具ミュージアムとショップ」
銀座の中心で高級店が並ぶ4丁目。その裏路地を入ると江戸時代に創建された宝童稲荷神社がありクリアファイルのおみくじなどあります。
そのむかえに入場料300円で入れる筆記ようぐ専門のミュージアムがありアンティークのものがたくさん展示されています。ショップも併設されていて、漆塗りの鉛筆など文具女子の心をくすぐる商品が販売されています。
銀座5丁目:明治より続くあんみつ発祥のお店。老舗の甘味どころ「若松」
- 住所:東京都中央区銀座5−8−20コアビル1F
- ℡:03−3571−0349
- 営業時間:11時〜20時
ビルのアーケードを抜けて、明治27年の創業から変わらない場所で営業をしています。
お店の名物は昭和5年から出しているあんみつ950円。みつ豆にこしあんと黒蜜を合わせたあんみつは歌舞伎役者や宝塚歌劇団の方達からも愛されています。
銀座6丁目:ベルサイユ宮殿にも納めている職人が作るタッセル専門店「G-notions銀座本店」
- 住所:東京都中央区銀座6−7−4銀座タカハシビル4F
- ℡:03−3569−1735
- 営業時間:10時〜19時
7年前にオープンしてカーテンに付けるタッセルの専門店。1000種類以上あるんですよ。最近はファッションアイテムでも注目されていてタッセルのピアスなどもあります。
銀座7丁目:約200種類の種類があるマトリョーシカの専門店「GINZA HAKKO 木の香り」
- 住所:東京都中央区銀座7−10−5ランディック第3銀座ビル1F・B1F
- ℡:03−5537−3107
- 営業時間:11時〜20時(不定休)
3年前にオープンし年に数回、店主自らロシアに買い付けに行っている専門店。
マトリョーシカは実は明治時代に箱根に避暑に来ていた宣教師の方が当時箱根のお土産で作られていた入れ子人形を持ち帰り、入れ子人形を真似てロシアの農民が仕事のない冬に作り始めたのが始まりだそうです。このお店ではマトリョーシカの教室も開催しています。
ちなにマトリョーシカははんだごてで絵を描くのですが、このお店はんだごてのメーカーさんが経営しているんですよ。
銀座8丁目:創業100年日本初の純国産油絵具を開発する「月光荘画材店」
- 住所:東京都中央区銀座8−7−2永寿ビル1F
- ℡:03−3752−5605
- 営業時間:11時〜19時
大正6年に新宿で創業し終戦後に銀座に移転した歴史のあるお店。初代の橋本兵蔵さんが与謝野鉄幹や与謝野晶子さんと知り合い芸術家仲間の勧めで画材店をオープンしました。
子供が画材使いたい放題で汚れも気にしないで絵を描ける場所もあり希望すれば額(2,500円〜)にも入れてくれます。大人はお酒を飲み、生バンドを聴きながら芸術を楽しむお店もあります。ただ絵を描くだけでなく楽しみながら描けるのお絵描きBARになっています。
感想
銀座にはたくさんのお店がありますよね。自分の居場所になるお店も必ず見つかります。個人的に200種類以上のシェリー酒がある銀座6丁目の「シェリークラブ」がオススメです。ここのエビのアヒージョ絶品ですよ!