NHK趣味どきっ「カレーの世界」第1回では、カレー道を追求する水野仁輔さんを講師に俳優の鈴木浩介さんと乙葉さんの3人で、独自進化を遂げた「日本のカレー」の話を繰り広げます。
6月13日(火)は「バターチキンカレー」。インド北部の宮廷料理で玉ねぎを使わずバターや生クリームでコクを出したカレーです。濃厚でまろやかで程よい辛味が後をひきインド料理でも人気のメニューです。
水野式バターチキンの材料
- 鶏もも肉(2枚)
- バター(50g)・・食塩不使用
- トマト水煮(400g)・・缶詰
- 生クリーム(カップ1/2)
- ナン(適量)⇒ 水野式フライパンで作れるナンのレシピ
マリネ液の材料
- プレーンヨーグルト(100g)
- すりおろしにんにく(1かけ分)
- すりおろし生姜(1かけ分)
- 塩(小さじ1)
- ガラムマサラ(大さじ1)・・シンプルガラムマサラ3種
- ターメリックパウダー(小さじ1)
- レッドチリパウダー(小さじ1/2)
水野式バターチキンの作り方
- 鶏肉(2枚)が入るくらいの大きさのボウルにマリネ液の材料を入れ合わせ、泡立て器やスプーンなどでムラなく混ぜます。
- 鶏肉は余分な脂を除き大きめの一口大に切ります。
- 1のマリネ液のボウルに鶏肉を入れ手で混ぜてよくなじませます。
- 表面にラップを密着させてかぶせ、冷蔵庫に2時間、できれば一晩置いてマリネし、味を染み込ませます。鶏肉をヨーグルトや香味野菜のパウダースパイスでマリネすることで臭みがなく柔らかく仕上がります。
- 鍋にバター(50g)を入れて中火で熱し、4の鶏肉をマリネ液ごと加えます。強めの中火にして混ぜながら汁気を飛ばすようにして鶏肉の表面に焼き色をつけます。
- 汁気が飛んで鶏肉の表面に油が浮いてくるまでしっかりと焼き付けます。ここでしっかりと煮詰めて焼き色をつけると旨味が濃縮されます。
- トマト水煮(400g)を手で潰して加え、混ぜ合わせます。ヘラで鍋底をこすって旨味をこそげ、なじませます。
- 煮たったら表面がフツフツと煮立つくらいの弱めの火加減にし、蓋をせずに時々混ぜながら15〜20分間煮込みます。
- トロッとしてきたら生クリーム(カップ1/2)を加え混ぜ、3分間ほど煮ます。器に盛り付けてナンやクルチャなどを添えます。ご飯にかけても美味しくいただけます。
感想
バターチキンはインド料理でも1番好きなカレーです。まろやかな辛さはヨーグルトに鶏肉を漬け込むのが決め手なんですね!ナンは自宅のフライパンでも作ることができますよ。