10月10日(月)体育の日放送の「きょうの料理」は、200年以上続く杉本家10代目当主で料理研究家の杉本節子さんが、里芋の肉じゃがの作り方を教えてくれました。
「杉本節子の町家で楽しむ京ごはん」と題して、今日から3日間は杉本家伝統のおばんざいメニューを紹介してれくます。
手に入りやすい旬の食材で、秋ならならではのごちそうを作ります。
里芋の肉じゃがの材料(2人分)
- 牛切り落とし肉(ロースを80g)
- 里芋(10個=350g)
- にんじん(90g)
- 玉ねぎ(1/2個)
- 生姜(15g)
- 昆布(10×7cmを1枚)
- こんにゃく(90g)
- 水(2カップ)
- 酒(大さじ2)
- 砂糖(大さじ2と1/2)
- みりん(小さじ2)
- 醤油(大さじ1と1/2)
- 薄口醤油(大さじ1と1/2)
- 細切りにした青柚子の皮(適量)
里芋の肉じゃがの作り方
- 里芋(10個)を皮付きのまま蒸気の上がった蒸し器に入れ、25分ほど蒸します。※耐熱皿に入れてラップをし、600Wの電子レンジで5分チンしても大丈夫です。
- 里芋の粗熱を取ってから、包丁をつかって皮をむいていきます。
- にんじん(90g)は3~4cmの長さに切って6つ割りにします。
- 玉ねぎ(1/2個)はくし形に、生姜(15g)は皮ごと薄切りにします。
- こんにゃく(90g)は5mm厚に切り、手綱の形にしたら塩茹でをしておきます。
- お鍋に昆布(10×7cmを1枚)、里芋、にんじん、玉ねぎ、生姜、こんにゃく、牛切り落とし肉(80g)を入れます。
- さらに水(2カップ)、酒(大さじ2)を入れたら強めの中火にかけ、沸騰したら丁寧にアクを取り除きます。
- それから砂糖(大さじ2と1/2)、みりん(小さじ2)、醤油(大さじ1と1/2)、薄口醤油(大さじ1と1/2)を入れて鍋をまわします。
- オーブン用の紙を丸く切った落としぶたをして、15分ほど煮込みます。
- お皿に盛りつけ、細切りにした青柚子の皮(適量)を散らせば出来上がりです。
1人分で320kcalとのことでした。
感想
出汁ではなく、昆布と牛肉だけで美味しく仕上がります。生姜を薄切りで使うんですね。最後の柚子の皮がおしゃれだなと思いました。