7月8日(土)の「キューピー3分クッキング」は料理研究家の「花野敬子」さんがバゲットと一緒にいただくのがオススメの「フィッシュフレンチカレー」のレシピを紹介してくれました。
フランス料理では代表的な魚のだし「フュメ ド ポワソン」を活かした繊細な味わいのカレーです。本来フュメドポワソンは白身魚のアラと香味野菜でとりますが、今回は刺身用の鯛を使って、具としてもいただきます。
フィッシュフレンチカレーの材料(4人分)
- 鯛(2〜3柵)・・刺身用
- 小麦粉(適量)
- 玉ねぎ(1/3個)
- セロリ(40g)
- トマト(1個)
- 生マッシュルーム(6個)
- ローリエ(1枚)
- タイム(2本)
- セロリの細い茎(少々)
- 塩(少々)
- コショウ(少々)
- バター(5g)
- 白ワイン(カップ1)
- 水(カップ3)
カレールー
- バター(25g)
- 小麦粉(15g)
- カレー粉(10g)
- 生クリーム(大さじ2)
- ハーブドプロバンス(小さじ1)
- フレッシュハーブ(適量)・・ディル、チャイブ、セルフィーユ
フィッシュフィレンチカレーの作り方
- フュメ ド ポワソンを作ります。玉ねぎ(1/3)、筋を除いたセロリ(40g)、トマト(1個)は1~1.5cm角に切ります。マッシュルーム(6個)は汚れをふき、薄切りにします。
- ローリエ(1枚)、タイム(2本)、セロリの細い茎(少々)は一緒にお茶パックに入れておきます。
- 鍋にバター(5g)を溶かし、玉ねぎ、セロリ、トマト、マッシュルームを加え、玉ねぎがしんなりとするまで中火で炒める。白ワイン(カップ1)を一気に加え、2も加え、5分ほど煮てアルコール分を飛ばします。水(カップ3)を加え、煮立ってアクが浮いていたらすくいとり、再び中火で15分ほど煮つめます。煮汁が3/4量くらいになるまで煮詰めます。
- 鯛(2〜3柵)は1さくを3等分くらいの大きさに切り、両面に小麦粉(適量)を薄くふって余分な粉をはたき落とします。
- 3に4の鯛を入れ、弱火で5分ほど煮て火を通します。鯛を網じゃくしでとり出し、塩少々をふり、アルミ箔などをかぶせて保温しておきます。
- カレールウを作ります。別の鍋にバター(25g)を溶かし、小麦粉(15g)を加えて木ベラで炒め、火が通ったらカレー粉(10g)を加えて炒めます。ここに5の煮汁をザルでこしながら加え、手早く泡立て器でよく混ぜてなめらかにのばします。生クリーム(大さじ2)、ハーブ ド プロバンス(小さじ1)、5の鍋の野菜も加え、塩、こしょう各少々で味を調えます。
- 保温しておいた鯛を器に盛り、6をかけ、ざく切りにしたフレッシュハーブをのせます。バゲットなどを添えていただきます。
感想
ハーブドプロバンスは、タイム、セージ、フェンネル、ローレル、ローズマリーなどプロバンス地方で採れるハーブを乾燥させてミックスしたもの。数種類をミックスすることで、お互いの特徴的な香りが調和し、深みのあるマイルドな香りになります。