9月4日(月)の「きょうの料理」は、残暑を乗り切る養生おかずがテーマ。1日目の本日は料理研究家の「パン・ウェイ」さんが「白い食材」を使ったレシピを紹介してくれます。
中国では、「秋の初めは白いものを食べろ」と言われるそうです。この時期は朝と夕の気温が下がり空気が乾燥し、喉の痛み、疲れによる不調を感じやすくなります。なす、長芋、梨といった白い食材はそんな体調を整えてくれるそうですよ!
まずはなすを使った「秋なすと豚肉のにんにくの芽炒め」。にんにくの香りが食欲をそそる炒め物。疲れを感じた時にぴったりのレシピです。
秋なすと豚肉のにんにくの芽炒めの材料(2人分)
- なす(1個)
- 豚バラ肉(100g)・・塊または焼肉用
- ニンニクの芽(1わ)
- サラダ油(大さじ1)
- 醤油(大さじ2)
合わせ調味料
- 紹興酒(小さじ1)・・または酒
- 片栗粉(小さじ1)
秋なすと豚肉のにんにくの芽炒めの作り方
- なす(1個)はヘタを除き、5cm厚さの輪切りにして、縦に1cm幅の棒状に切ります。豚肉(100g)は5cm長さ、1cm幅の棒状に切り、合わせ調味料を振りかけて揉み込みます。にんにくの芽(1わ)は根元側の堅いところを切り落とし、5cm長さに切ります。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を強めの中火で熱してにんにくの芽を炒めます。途中でなすを加え、表面が柔らかくなるまでサッと炒め取り出します。
- 同じフライパンにサラダ油(少々)を足し、豚肉をしっかりと脂が出るまで炒めます。
- 3に2を戻し入れて手早く炒め合わせます。醤油(大さじ2)を加えて火を止めてサッと混ぜ合わせて完成です。
感想
にんにくの芽もたっぷりと入って、とても美味しそうですね。この炒め物に麺類をのせても、とても美味しそうです。中国では夏至を過ぎたら麺類を食べると良いとされていて、夏の疲れを小麦のビタミンB群が取り除くと考えていられたそうですよ!