10月5日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の「土井善晴」先生の月に一度の「味こよみ」のコーナー。今のこの季節らしい料理を紹介します。
「栗ジャム・栗ジャムのからみ餅」は、初物の栗は毎年数個食べたらあとは栗ジャムに。これはもともと土井先生の奥様が作っていたレシピだそうです。バターとよく合うので朝のトーストにオススメです。白玉のからみ餅は手土産に重宝します。
栗ジャム・栗ジャムのからみ餅の材料(作りやすい分量)
栗ジャム
- 栗(500g)
- 砂糖(170g)
白玉
- 白玉粉(100g)
- 水(カップ1/2)
栗ジャム・栗ジャムのからみ餅の作り方
- 栗ジャムを作ります。栗(500g)は鬼皮ごと大きな鍋で水から茹で、柔らかくなるまで30分〜1時間ほど茹でます。ざるにあげてふきんをかけて、粗熱をとります。
- 1を縦半分に割って身をかき出し、鍋に入れます。砂糖(170g)、熱湯(カップ1/4)を加えて中火にかけて、煮立ったら木べらで混ぜながら煮詰めます。鍋底に筋が残るくらいになれば出来上がり。
- 栗ジャムからみ餅を作ります。白玉を作ります。鍋に湯を沸かします。ボウルに白玉粉(100g)を入れ、水(カップ1/2)を少し残して加え手でなじませます。様子をみて残りの水をごく少量ずつ加えます。
- 粉気がなくなり一つにまとまったら、さらによくこねます。粉と水分が馴染んで耳たぶ位の柔らかさになったらOKです。※柔らかくなりすぎた場合、布巾で包んで水気をとります。
- 4を直径1.5cm〜2cmに丸め、火を止めた3の湯に次々と入れます。丸めた生地を全部入れた後に火をつけます。
- 5の表面が静かに動くくらいの火加減で茹でます。茹であがれば浮き上がってくるので、水にとって表面のぬめりを洗い落とし、冷水に移してしめます。
- 6を固く絞った濡れ布巾に取り出し、水気をとります。
- 栗ジャムに7の白玉を加えてからめ完成です。
感想
栗ジャムとても美味しそうですね。今年の栗の初物は栗ご飯とモンブランのスタートでしたが、栗ジャムもぜひ作ってみます。