１１月２１日（月）のきょうの料理は、東京赤坂の中華料理店「トゥーランドット」のオーナーシェフの「脇谷友詞」さんと、日本料理店「つきぢ田村」３代目「田村隆」さんの２人の巨匠が、深まる秋の香ばしいおにぎりのレシピを紹介。
新米ご飯を和食と中華の人気料理人が香ばしさが食欲をそそる、秋ならではの絶品おにぎりを紹介します。だしやスープをかけてお茶漬けにすれば、さらに絶品になりますよ！
「脇谷友詞」シェフは、担々麺にのせる肉味噌にきのこを加えた旨味たっぷりの具を混ぜ込んだ「きのこ担々のいぶしおにぎり」のレシピを紹介。そこに簡易燻製でさらに本格的な香りをまとわせた味わいはまさに極上の１品です。
きのこ担々のいぶしおにぎりの材料（作りやすい分量）
- ご飯（温かいもの ２合分）
- 豚ひき肉（３０g）
- まいたけ（３０g）
スープ
- 水（カップ２・１/２）
- 昆布（１０g）
- ザーサイ（みじん切り ２０g）
- 削り節（１０g）
合わせ調味料A
- 豆板醤（小さじ１）
- にんにく（みじん切り 少々）
合わせ調味料B
- 酒（小さじ１）
- 醤油（小さじ２）
合わせ調味料C
- 米（１０g）
- 砂糖（５g）
- ウーロン茶の茶葉（３g）
きのこ担々のいぶしおにぎりの作り方
- スープを作ります。ボウルに水（カップ２・１/２）、昆布（１０g）、ザーサイ（みじん切り １０g）を入れ１晩おきます。鍋に入れ弱火にかけ沸騰する直前に昆布とザーサイを引き上げます。火を止めて削り節（１０g）を加え削り節が沈んだら汁をこします。
- 表面加工しているフライパンで弱火で豚ひき肉（３０g）を炒め、色が変わってきたら合わせ調味料Aと１のザーサイ、合わせ調味料Bと根元の部分を除いてほぐしたまいたけ（３０g）順に加えそのつど炒め合わせます。
- ご飯（温かいもの ２合分）をボウルに入れ２を加えよく混ぜます。１個６０gの俵形のおにぎりを作り別のフライパンを中火に熱し全体を転がして表面が薄色づくまで焼きます。
- アルミ箔で直径１０cmの円形を作り合わせ調味料Cをよく混ぜ平たく敷き詰めます。
- 中華鍋の底に４を置き２分間強火で加熱します。砂糖が溶けて煙が上がってきたら弱火にして網を置きその上に３のおにぎりを並べ金属製のボウルなどで蓋をして３０秒かんいぶします。ボウルを蓋にすると便利です。短時間の燻製で充分香りがつきます。網に１度にのらない時は２回に分けます。
- 器におにぎりをのせて温めた１のスープをかけ、卵黄の醤油漬けとお好みで芽ネギや穂ジソを散らします。
- 卵黄の醤油漬けの作り方・・醤油（１００ml）、みりん（３０ml）、紹興酒（２０ml）、しょうが（薄切り）、花椒（適量）、オレンジの皮（適量）を鍋で沸騰させこし冷まします。卵黄を調味液につけ、３０〜４０分間おけば絶品のご飯のお供になります。
感想
食欲そそるおにぎりになりましたね。そのままでも充分美味しいそうですね！