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大原千鶴の麹を起こして白身魚のこうじ漬け/きょうの料理

1月19日(木)のきょうの料理は毎月1回の「大原千鶴」さんの季節の優しい手仕事。季節の食材を美味しいままに、長く楽しむための手仕事の技。手作りだからこその旬の美味しさを気軽に作れるレシピで紹介します。

「白身魚のこうじ漬け」は旨味が増して身がホロっと崩れます。漬け始めて3日間以内に食べきります。それ以上置く時はこうじから取り出し1切れずつラップに包み冷凍庫で保存し食べる前に解凍します。

麹を起こします

  1. 米(1/2合)は洗ってざるにあげ30分おきます。炊飯器で米を水カップ1・1/2で炊きボウルに移します。粗熱が取れたら乾燥米麹150gを加えて混ぜます。
    二重にしたジッパー付きの保村袋に入れ上から軽くもみます。
  2. 厚手の鍋に70℃のお湯をたっぷり入れて2の保存袋を加えて蓋をします。鍋ごとバスタオルなどで包み約3時間おきます。甘い香りのお粥のようになれば麹が料理に使える状態「起こした」状態になります。

白身魚のこうじ漬けの材料(作りやす分量)

  • たらの切り身(4切れ)
  • 起こしたこうじ(300g)
  • ゆず(適量)・・くし形切り
  • 塩(小さじ1)
  • 酒(大さじ2)

白身魚のこうじ漬けの作り方

  1. たら(4切れ)は塩(小さじ1)を全体にふって10分間以上おき、水気を拭き取ります。
  2. ボウルに起こしたこうじ(300g)と酒(大さじ2)を入れて溶きのばします。
  3. 保存容器に2の半量を入れてならしその上にガーゼを敷いてたらをのせガーゼで覆います。2の残りを平らにのせて蓋をして冷蔵庫に入れて1日〜2日間置きます。
  4. たらを保存容器から取り出して魚焼きグリルの弱火で焦付きに注意しながら焼く5分間焼きます。半分に切って器に盛り付けゆずを添えて完成です。

感想

お魚を漬けるときは塩とお酒、野菜を漬ける時は塩で漬けてから麹につけるのがオススメです。急な来客でも作っておけば対応できますね!


ゆい :